【MM2H情報】クアラルンプール1RM周遊GOKL(6)

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

クアラルンプール(KL)市内をたったの1リンギット(40円弱)で周遊する乗合バスの「GOKL」。「ぶらり一人旅」的なバーチャル・ツアーを投稿しています。今回は6回目の Orange Route(O ルート)。

ネットに溢れている紹介記事が必ずしも「最新」ではないため混乱があります。停留所毎の観光スポットの詳しい解説も不足しているようです。そこで、筆者の独自調査により最新の停車場をとルートを図解にしています。交通アプリの Moovit の情報を最新としてテイクしています。

路線にGreen, Blue, Purple, Red, Orange と色分けをする路線管理は既に終了していますが、この色分け管理は路線図を見る場合に便利なので、当初の色分けを踏襲しています。

これまで紹介したルートの正式な「ルート番号」と以前の色分けの関係は以下のとおりです。

Serial & ColorTerminal
GOKL-01-GREENSuria KLCC – Bukit Bintang
GOKL-02-PURPLEHab Pasar Seni – Bukit Bintang
GOKL-03-REDTitiwangsa – KL Sentral
GOKL-04-BLUETitiwangsa – Bukit Bintang
GOKL-05-ORANGETitiwangsa – MINDEF
2024年2月現在
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Orange Route のツアー範囲

今回紹介する最新の Orange 路線は、KL市街の北側一帯を東西に縦断する路線ですが、主な停留所は公立病院、測量局、自衛隊施設、大学施設、防衛省施設、コンドミニアムであり、観光地は限られています。

バスルートの全体図を置きますが、観光地が限定されているので、今回は地図に探訪候補を表示しています。

OpenStreetMap

出発点は、おなじみの Terminal Pekeliling (Titiwangsa) のモノレール駅と隣接)です。
バスはクアラルンプール病院のバス停を経由して、ひたすら東方向に移動します。

観光候補であるIstana Budaya を超えると、KL市民が利用する大手クリニックと、国内随一の心臓疾患の専門病院を経たところで、左折して北上します。

北上したバスは、名のあるマレーシア工科大学のKLキャンパスに停まり、民間防衛部隊や国防省の施設を経て、恐らくはこの国の公務員が住んでいる大型コンドミニアム群をぐるりと回るルートです。

マップの貼り付けは Open Street Map を活用させていただいております。

Oルート探訪

出発します。RM1払って乗車

Terminal Pekeliling (Kl1818)

スタート地点

Hospital Kuala Lumpur (Opp) (Kl54)

お馴染みの公立総合病院前

Istana Budaya (Kl1633)

恐らくここがオレンジ・ルートを代表する観光スポット。

総工費2.1億RM(65億円)で1999年に当時のマハティール首相が開場した馬国の文芸ホール。1400人規模の観客数を許容する、ミュージカル、オペラ、オペレッタ、クラシック・コンサートを開演している。

photo from wikipedia “Isstana Budaya”

鮮やかなサファイヤの色に近い青のユニークな屋根のデザインが高速道路からよく見える建物で、通り過ぎるドライバーの目を引いている。

photo from wikipedia “National Art Gallery Malaysia”

隣接しているのが National Art Gallery です。観光省ではあまり宣伝していませんが、展示されている絵画はどれもマレーシアの立派なプロの画家の作品で見ごたえがあるようです。施設内はエアコン完備で Wifi も使えるようで、ネット上の投稿者の評価はまずまずといったところです。絵を見るのが好きな方にはおすすめのようです。

グーグルマップの投稿写真より 

Klinik Kesihatan Kuala Lumpur

まずは左上のTerminalからSTART 左上から3番目が Isstana Budaya

Klinik Kesihatan Kuala Lumpur

Kuala Lumpur Health Clinicです。グーグルの「くちコミ」はほぼ100%マレー人のもの。評価は玉石混交。

Institut Jantung Negara (Ijn) (Timur) (Kl1638)

観光地ではないが、マレーシア唯一無二の場所。

National Heart Institute (Malaysia)
2024年2月の報道で、マハティール元首相が入院したマレーシア最大の心臓疾患の病院。詳細はこちら

Menara Celcom (Kl210)

上のルートマップのど真ん中のくびれた位置。

デジタル通信のCelcomのビジネスビル。

Wisma Jupem (Kl211)

JUPEM (Jabatan Ukur Dan Pemetaan Malaysia)は、マレーシアの地図測量局。地理情報システム(GIS)や地図作成などの地理空間情報に関連する活動を行っている。土地利用計画、国土管理、災害管理、インフラストラクチャー開発。

グーグルマップより抜粋

Universiti Teknologi Malaysia (Selatan) (Kl212)

マレーシア工科大学(University of Technology Malaysia、Universiti Teknologi Malaysia)は、ジョホール州ジョホールバルに本部を置くマレーシアの国立大学。1904年創立、1972年大学設置。大学の略称はUTM。
マレーシアで最も古い理工系大学。メインキャンパスはジョホールバル郊外のスクダイに、分校は首都のクアラルンプールに位置する。
1904年にマレー連合州の鉄道、測量、公共事業に関する技術アシスタントを育成する目的でトリーチャー・テクニカルスクール(Treacher Technical School)として創立。
1972年に、大学法に基づき、国立工科大学(Institut Teknologi Kebangsaan)として設立された。1975年に現在の名称となった。

Jabatan Pertahanan Awam Malaysia (Kl230)

マレーシアの民間自衛隊組織(Civil Defense Force)のオフィス。詳細不明

Mindef Square (Kl231)

MindefというのはMinistry of Defence (防衛省)。このあたりは防衛省の本拠地のようです。あまり詮索できません。

Markas Logistik Tentera Darat (Kl232)

マレーシア陸軍の施設。詳細不明。

Gurney Heights Condominium Blok C & D (Kl234)

大手のコンドミニアムで、高層高級アパートが数棟建てられていて、施設内にスイミングプール、小さな遊技場、スカッシュコート、トレーニングジム、コンビニエンスストア、ランドリーが運営されている。賃貸でなくユニットを買い取るスタイルで宣伝されている。

Residensi Chymes Gurney

1ユニット40万RMから90万RMのコンドミニアム。月極賃貸は3000RM

ルートマップの東の端に来た。ここで降り変えして、西方向に戻り始める。

Pangsa Murni Titiwangsa Keramat Jaya 2

30万RM前後の価格帯のアパート

Unikl Business School

2008年設立のビジネススクールで、正式名称は Universiti Kuala Lumpur Business School。一般的商業、経理、旅行業務、イスラム系財務、マーケティング、経済分析などの学士号を履修する大学。

Tadika Capital (Capital Kindergarten)

インターナショナル系の幼稚園。しっかりしたウエブサイトがあります。

グーグルマップから抜粋

Kuala Lumpur Vertical City

2018年に建設工事が停止している高層ビル。失敗作?

Menara Celcom (Kl209)

ど真ん中に戻ってきました。

Setia Sky Residences (Kl62)

1ユニット65万RMから2百万RMの高級コンドミニアム。月極の賃貸はRM8000程度。

Yayasan Selangor (Kl63)

セランゴール財団は、「1965年会社法」の下で設立された財団で1970年11月5日に株式資本なしで設立され、セランゴール州の「教育開発」を賄う州政府の機関です。

Sekolah Kebangsaan Jalan Raja Muda (Kl64)

「Sekolah Kebangsaan(セコラ・ケバンサアン)」は、マレーシアで国立学校を指す一般的な用語です。直訳すると「国民学校」。政府にる運営で、公的基準に基づいた教育機関。2009年の情報で男子生徒441人、女子生徒360人が在籍、教師は60人。

Kampung Baru (Utara) (Kl65)

歴史的なマレー人居住地区で、この名称も1900年まで遡ります。政治色の強い場所であり、過去に民族間紛争の部隊にもなっている。

高層ビル群のすぐ脇に、昔ながらの村落的なたたずまい。photo by English wikipedia “Kampung Baru”

マレー語のWikipediaによれば
「Kampung Baruは、連邦マレー諸州政府とセランゴール州政府によって1900年に設立され、クアラルンプールを錫鉱山の村から主要都市に再開発する計画の一環として設立された。今日、カンプン・バルは現代的なマレーの村となっている。いくつかの木造の家屋はレンガ造りの家屋に置き換えられている。」

Hotel Putra Muda (Kl66)

ネット上の投稿者の評価は非常に悪いようです。

Grand Seasons Hotel (Kl53)

Red Route の紹介に記事があります。高層ビル兼ホテル。

ospital Kuala Lumpur (Opp) (Kl54)

ツアー終了。お疲れさまでした!

最後まで参照いただき、ありがとうございました。

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

これまで紹介したGOKLの各ルート紹介です。

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