自営業主

企業臨死体験 馬国編09

KL市の環境プロジェクトに会社の命運をかけてしまった私は、営業機会を失った瞬間から、完全にゼロの状態に戻っていた。いや、ゼロならまだ良い。おまけに、「借金」という「くたびれ儲け」が残った。
馬国

馬国人列伝 03:テレサ・コック

テレサさんは、以前、国内治安法(ISA)に基づき逮捕されている。彼女がセランゴール地区のあるモスクに「イスラム教の礼拝を行う際のスピーカーの使用を控えるよう助言」したことが容疑であったが、調査の結果、不起訴となり、まもなく釈放されている。
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企業臨死体験 馬国編08

3〜4年前まで同じ企業で働いていた技術者達と、面会したり、食事に出かけるような付き合いが始まりました。彼らの紹介で客先の首脳陣に会うこともできたのです。幸運が続き、私はプロジェクトが始まる前から十分な仕事をもらえていた。
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企業臨死体験 馬国編07

資金や計画の不備を抱えながら開業して2年半。資源エネルギーブームが終了した馬国では仕事が無く、これ以上『身が持たないだろう』と思い始めた矢先。「環境系」の大型プロジェクトに関わるチャンスが来た。
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馬国人列伝 02:アナンダ・クリシュナン

ゴシップや不正疑惑など全く縁のない質素で大人しい大富豪でした。筆者も滞在中に何度か人から話を聞きましたが、新聞やテレビに頻繁に写真や動画が紹介されていた記憶はありません。
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企業臨死体験 馬国編 06

マレーシアのビジネス界隈では「代金回収」のことを「コレクション collection 」と呼ぶ。馬国の商人は「コレクション」という単語を渋い顔で使う。コレクションは難しい、コレクションは大変だ、嫌な思いをするというわけだ。Collection という単語は海外では切手や芸術品を集めて自分の趣味や蓄財とする場合に使う。
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企業臨死体験 馬国編 05

日本の企業で一緒だった仲間は異口同音に「あんたなら出来るだろう」と言ってくれていたものだ。しかし、今思えば、起業当時の私は、先導もなしに深い大海原に漕ぎ出す小舟のようなものだったのだ。
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馬国人列伝 01:タンスリ・ミッシェル・ヨウ

大女優のミッシェル・ヨウこそは人間としての性格の美しさと容姿の美しさを兼ね備えた無双のアジア系国際スターである。日本での評価がそれほどでもないのは残念だが、彼女もマレーシア国のファンも日本での人気についてなど気にも止めていないはずだ。
馬国

企業臨死体験 馬国編 04

不思議な自由が味わえるマレーシア。イスラム国だという事実もいつの間にか忘れてしまう場所だった。知り合った馬国人と飲み歩いたり、遊び歩いていれば、個人事業など「あっ」という間に倒産してしまう。そういう危険な誘惑が漂う国だった。
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馬国の女性版「ホリエモン」に捜査

筆者がこの女性を評するなら、間違いなく馬国の女性版「ホリエモン」(堀江貴文氏)であることに相違ありません。しかし、ビビ・ユソフ夫人は馬国政府というライオンの尻尾を踏んでしまったようです。