【MM2H体験】馬国の「ナシゴレン」おすすめ未満

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馬国のナシゴレン(焼きめし?炒飯?)と聞いて、ピンとくる触感や「おいしさ」とは何でしょうか?

Nasi Goreng の Nasi は「ごはん」、Goreng は「焼いたもの」

馬国に長く住んで、ときおり食べてみましたが、ナシゴレンについては、「おすすめ」の決め手に欠けるというのは筆者の感想です。

あらためて調べてみると、これは、はっきりと「インドネシアの国民食」だという情報が出てきます。中国から流れてきてインドネシアに根付いた食べ物ということのようです。

Nasi Goreng (Indonesian style fried rice) by wikipedia (“Nasi Goreng”)

ネットで調べてみると、インドネシアを始め各国の「焼きめし・炒飯」は写真付きで公式解説が見られますが、「これがマレーシアのナシゴレン!」という公式写真は見当たららず、探しているうちに結局はインドネシアのナシゴレンに行きつくという堂々巡りになりました。

それであれば、まあ、これはインドネシア料理と割り切って「馬国でも食べれる」という理解で良いのかと思う次第です。

しかし、炒飯、焼き飯、フライドライス、ナシゴレンは、ネット上では混乱の極みにあるようです。

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各言語でのナシゴレンの Wikipedia 情報の比較

幾つかの主要な言語の Wikipedia の内容を生成AIで翻訳して内容を比べてみました。

英語:200行を超え、最も長文で、紀元10世紀ごろからの中国の炒飯の影響や、中東の「ピラフ」との関連性まで深く追及している。19世紀のオランダの料理資料にナシゴレンの記述があるとしている。写真は全部インドネシアで撮影されたもの。

英語版 Nasi Goreng の Wikipedia で紹介されているバリエーション

マレー語:約40行で、料理法や来歴など、要点をしっかり押さえた説明になっている。写真はインドネシア、シンガポール、日本、米国のバリエーションを紹介しているが、「マレーシアの」ナシゴレンの写真が無い。よく見ると、タイトルに「(ヌサンタラ)」と付記されている。インドネシア諸島の料理だという建て付けのようです。

インドネシア語:約50行。驚いたことに、中国の炒飯をナシゴレンの一種類として説明しています。この解説については見直しが必要なようです。若干混乱気味なのは、Nasi goreng (Indonesia) というタイトルで英語版と酷似した200行規模の Wikipedia が存在することです。こちらを紹介し始めるとマレーシアの話題ではなくなるので割愛します。

日本語:20行程度。ナシゴレンの型通りの説明と、バリエーションが54件列記されている。写真はインドネシアやインドのものを掲載。やはり説明不十分という印象があります。

中国語:5行足らずで、サラっと説明しているだけ。注目に値しないということか? 中国が発祥であることについても記述が無い。別途「炒飯」のタイトルなら充分記述があるようです。

「ナシゴレン」は Wikipedia 上で、世界31の言語で説明されていますが、これとは別に「焼き飯」という表記で33言語出ています。この「焼き飯」グループのインドネシア語が “Nasi Goreng” となっていて、英語は “Fried rice” 、中国語が、「炒飯」という組み合わせです。これらの解説の中にあるバリエーションは多岐にわたるので、収集がつきません。

中文の wikipedia で紹介されている 「炒飯」の種類 ここにはマレーシアの Nasi Goreng は無いが、インドネシアの Nasi Goreng は含まれています。

マレー語の Nasi Goreng 解説

以下、マレー語で作成された Wikipedia の文章の邦訳ですが、(Nusantara) という表記なので、やはりインドネシアの料理として説明したものと思われます。その上で、マレーシアの話題も含めてくれています。

概要

ナシゴレンは、一般的に炒めたライスを指し、少量の調理油やマーガリンで炒め、通常は甘い醤油、赤玉ねぎ、ニンニク、地元のエビ、タマリンド、唐辛子などを含み、卵、鶏肉、エビなどの他の材料と共に提供される。

アジア全般で人気のある干し魚(塩干し魚)を用いた別のナシゴレンもある。ナシゴレンはインドネシアの料理として描かれることもあるが、東南アジア全体で人気である。東南アジア以外では、スリランカやマレー系移民のコミュニティを通じて人気を博している。他のアジアのナシゴレンとは異なり、キャラメル風味の甘い醤油とエビの粉末スープの量に依存する芳香が特徴であり、中国風のナシゴレンよりもより強く辛い味わいが特徴。

インドネシアの定番 Nasi Goreng

来歴

米は中国の伝統料理における重要な要素であり、歴史の記録によれば、紀元前4000年から存在している。ナシゴレンは中国の移民によって東南アジア全域に広まり、地域の味や調理方法に基づいた現地版のナシゴレンが創作されてきた。

ナシゴレンは食品廃棄を最小限に止め、冷たい食べ物を好まない中国文化から生まれました。つまり、冷えたライスを再利用することで、再び調理した料理を食卓に並べたのである。

マレーシアのナシゴレン

マレーシアの人々にとって、朝食としてナシゴレンを用意するのは一般的な習慣である。最も簡単に調理できるナシゴレンは、玉ねぎ、イカボシ、赤唐辛子、空芯菜、卵を主な材料とするカンポン風のもの。

現代社会では、ナシゴレンの作り方にさまざまな試みがあり、食料品店、カフェ、ホテルなどでさまざまな種類のナシゴレンが提供されている。

ここで写真が掲載されていれば解りやすいのですが、残念ながら、カンポン風というのが写真で見れません。

インドネシア語のナシゴレン解説

こちらが「本家」ナシゴレンの インドネシア語の wikipedia です。

ナシゴレンは、炒め鍋やフライパンで揚げたご飯の料理で、塩、ニンニク、赤玉ねぎ、コショウ、特定のスパイス、甘口の醤油などの調味料で味付けされ、異なる風味がある。卵や野菜、シーフード、肉などの付け合わせ材料が加えられる。

この料理は単独で食べられることもあるが、他の料理と一緒に提供されることもある。ナシゴレンは、特定の地域で東アジア、東南アジア、南アジアで人気がある料理。家庭で作られるナシゴレンは、通常、食べ残った材料で作られるもので、無限のバリエーションがあります。

ナシゴレンのバリエーションには、独自の材料リストがある。中国で最も有名なのは「揚州炒飯」と「福建炒飯」。日本のチャーハンは一般的に日本発祥と考えられているが、実際には中国のナシゴレンから派生している。韓国のプッケンパプは一般的に中国発祥とは見なされない、中国風のプッケンパプのバリエーションも存在する。

東南アジアでは、インドネシア、マレーシア、シンガポールのナシゴレンとタイのカオパットは似た構造を持つ人気料理。西洋では、ベジタリアンやムスリム向けの多くのレストランが独自のナシゴレンを提供しており、その中には卵入りのナシゴレンも含まれている。ナシゴレンはまた、アメリカのメニューにも登場している。さらに、南米のいくつかの国々でもナシゴレンのバリエーションが存在する。エクアドルのチャウラファン、ペルーのアロスチャウファ、キューバのアロスフリト、プエルトリコのアロスマンポステアオなどがその一部。

ナシゴレンはアジアで人気のあるストリートフード。小さなレストランや路上の屋台、移動販売業者がナシゴレンの提供に特化している。インドネシアの都市では、ナシゴレンの移動式屋台が忙しい通りや居住地域で営業している。東南アジアの屋台では、ナシゴレンにはさまざまな味や付け合わせの選択肢がある。

インドネシア語の wikipedia で紹介されている バリエーション

中文のナシゴレン「印尼炒飯」

中国語のナシゴレン( Wikipedia )は「印尼炒飯」と表記されています。この表現は、いわば、「インドネシア炒飯」です。マレーシアにあるナシゴレンは意識していないように見受けられます。

印尼炒飯(インドネシア語:Nasi Goreng)は、東南アジアで人気のある炒飯で、インドネシア、マレーシア、シンガポールで広く愛されています。

白いご飯に甘い醤油、タマリンド、エビなどを加えて炒め、さまざまな具材と一緒に提供されます。具体的には、サテ風串焼き、キュウリ、インドネシア風エビケーキ、目玉焼きなどが添えられます。

Wikipedia (中文) 印尼炒飯

英文の wikipedia “Nasi Goreng” から

英語版 Wikipedia は長文なので、炒飯との比較の部分だけを抜粋しました。

ナシゴレンは、その芳香、土っぽさ、スモークしたような風味で他のアジアの炒飯と区別さる。伝統的には家庭で朝食に供され、通常は前日の残り物のご飯を使って作る。前日に炊いた残りのご飯の食感は、炒めるのに適している。炊き立てのライスは、余分な水分が多く柔らかすぎるとされている。

ナシゴレンは炊かれたライスのほかに、少なくとも3つの要素で構成されている。具材(卵、エビ、肉、調理油など)、ブンブウ(スパイスや調味料、にんにく、エシャロット、塩、唐辛子など)、そしてコンディメント(揚げた玉ねぎ、クルプック(揚げた薄焼き)、アチャール(ピクルス)、新鮮なキュウリやトマトの薄切りなど)。異なる比率でのスパイスと具材の組み合わせにより、さまざまな味のバリエーションが生まれている。

Wikipedia (英語版) “Nasi Goreng”

この解説は、他の「焼き飯」グループとの比較において、ナシゴレンを特徴付けるコメントがありますから、このあたりが、ナシゴレンの正しい定義なんだろうと思います。

英語版 wikipedia に掲載された Sarawak の Nasi Goreng だそうです。

参考 「空芯菜」(くうしんさい)

クウシンサイ(空心菜) – さつまいもの葉茎によく似た中国野菜。茎が空洞になっていることから、中国語では空心菜(コンシンツァイ、拼音: kōng xīn cài)と書き、日本語でも「くうしんさい」の読み方で普及している。なお、同じ読みで「心」を「芯」に変えた、「空芯菜」という登録商標が日本で取得されている

photo of 空芯菜 (Wikipedia)

空芯菜は、葉にはぬめりがあり茎はシャキシャキとした食感。クセのない味わいで、炒め物やおひたし、和え物などさまざまな料理に使われている。

最後まで読んでいただき有難うございます。

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