【MM2H体験】おすすめ体験(28-29)麺料理2種

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちらです。

  • 「ワンタン・ミー」に特化した記事があります。→ こちら
  • 「ラクサ」だけに特化した記事もあります。 → こちら

マレーシアの麺料理は、多様な地域、文化、民族の影響を受けながら発展し、豊かなバリエーションを持ちますが、このうちラクサは多種多様ですがスープ麺だけです。ワンタンミーはスープ麺とドライタイプの麺に区分されています。

地域ごとに異なる特徴もあるので、全てを網羅した紹介は難しいです。ただし、ラクサとワンタンミーを選んでいただければ、美味しいマレーシアの伝統的な食事として間違いないです。

一方、ミーゴレンは筆者としては「おすすめ」できません。脂っこいだけで、美味いものかどうか疑問ですし、仮に上手くても、馬国特有の何かが足りません。

今回は客観性を重視して、まずはOpen AI社の Chat GPTが提案したラクサとワンタンミーの比較を紹介して、続けて筆者の体験レポートをご紹介します。

「ラクサ」についてはこちらの記事も参照願います。

「ラクサとワンタンミーを比較」(Open AI社のGPT)

マレーシア料理の中で、ラクサ(Laksa)とワンタンミー(Wonton Mee)は2つの人気のある麺料理です。これらの料理は異なる味、材料、調理法、地域的な影響などにおいて顕著な違いを持っています。

典型的なワンタンミー・スープ

1. 起源と地域的な影響

ラクサは主にマレーシアとシンガポールのペラナカン文化に由来し、クリーミーでスパイシーなココナッツベースのスープが特徴です。一方、ワンタンミーは広東料理に由来し、中国系マレーシア人やシンガポール人の間で広く愛されています。ラクサはマレーシア全土で見られますが、ワンタンミーは特にマレーシア半島で一般的です。

2. 麺の種類

ラクサに使用される麺は通常、太いライスヌードルまたはエッグヌードルです。これらの麺はスープによく絡み、食べ応えがあります。一方、ワンタンミーには細いエッグヌードルが一般的で、これにワンタン(中華餃子)が加わります。ワンタンは通常スープとは別に提供され、ヌードルと一緒に食べられることもあります。

3. スープのベース

ラクサのスープはクリーミーなココナッツミルクベースであり、さまざまなスパイスとハーブで風味づけされます。一般的なスパイスにはレモングラス、ガランガル、タマリンド、チリが含まれます。ワンタンミーのスープは通常クリアで、鶏や豚骨をベースにしたストックです。スープは軽やかで風味豊かで、時に醤油や魚醤で調味されます。

4. 調味料と具材

ラクサには一般的にシュリンプペーストやベラチャン(エビの発酵ペースト)などの調味料が使用され、魚や鶏肉、シーフード、タウフ、卵などが具材として追加されます。ワンタンミーの具材には、ワンタンのほかに、チャーシュー(焼豚)、青菜、チリソース、醤油、または豚脂をかけることが一般的です。

5. 風味と辛さ:

ラクサは一般的にスパイシーであり、辛味を好む人々に向いています。ココナッツミルクはスパイスを和らげる一方、特有のクリーミーさをもたらします。ワンタンミーは比較的軽やかな味わいで、スープの辛さは通常ラクサよりも穏やかです。ただし、ワンタンミーには辛味を追加するためにチリソースを提供することが一般的です。

アサムラクサ(Assam Laksa )

6. 盛り付けとサービングスタイル:

ラクサは通常、大きなボウルに盛られ、スープと麺が一緒に提供されます。具材はスープの中に入っています。ワンタンミーは、ヌードル、ワンタン、および他の具材が別々の皿に盛られ、スープはヌードルとは別に提供されることが一般的です。

7. 人気の地域:

ラクサはマレーシア全土で見られ、特にペナン島のアサムラクサ(Tamarind Laksa)など、地域ごとに独自のバリエーションが存在します。一方、ワンタンミーは主にマレーシア半島で一般的であり、特にペナン島、クアラルンプール、ジョホールバル等の都市で愛されています。

ワンタンミー・スープは細めエッグヌードル

これらの違いにより、ラクサとワンタンミーは異なる麺料理として楽しまれ、マレーシアの多様な食文化の一部として存在しています。選択肢は好みに応じて異なりますが、どちらも美味しいマレーシアの伝統的な料理です。

筆者が体験したワンタンミーとラクサ

クアラルンプールに住んでいた筆者としては、ラクサよりもワンタンミーを頻繁に食べてきました。

ドライ・ワンタンミーは、ドライと行っても「カリカリ」の乾麺ではなく、湯通し後の「しっとり麺」に甘めの醤油ダレ、野菜、チャーシューと一緒に出てきます。スープのお椀もあります。

ワンタンミー・スープと言えば、これは小さめのプラスチックどんぶりにワンタンミー具材がはいった、あっさりスープ麺です。

麺は黄色のエッグヌードルで、細めです。ふとい麺のワンタンミーは記憶にありません。

典型的なドライ・ワンタンミー

触感が良いです。ドライのほうは若干歯ごたえがあり、しっかり麺んを食べている感覚です。スープとは別の黒色系のソースというか、タレも麺とよく合います。

ワンタンミーは、大人が一食たべても、満腹にはなりません。量的に「小ぶり」なのがワンタンミーであり、そういう意味で食べ過ぎない健康食とも言えましょう。

ラクサというと、麺料理とは思えない柑橘系のスープだったり、カレー味だったり、面が太かったりで、食べる店や地域によって「全く触感も味も違う」ものです。

こちらはカレー味のラクサです。

しかるに、筆者は「ラクサ」と聞いて、一定の味や触感を思い出すことができず、サラワク州で食べたやたらと柑橘系の超あっさりラクサか、どこで食べたかはっきりしないカレー味のラクサが交互に思い出されます。ちょっと混乱気味・・・

ライスヌードルが多いと聞くと、「なるほど」とは思います。

結論的:麺以外が勝っている馬国料理

筆者の独断ですが、馬国で「食べて美味い」のは次のトップ5で、その次にワンタンミーがおすすめの序列になります。ラクサは、バラエティーという点でおもしろいのでおすすめはしますが、「美味い物」という意味ではちょっと違います。

筆者が選ぶ馬国の「美味い物」5選抜+麺

ナシ・アヤン(チキン・ライス)  

ロティ・チャナイ  

骨肉茶(バクテー)  

ナシ・レマ   

クイティオ・ゴレン

ワンタンミー

世界の3大料理のイタリアン・中華・日本食に触れずにこれだけ「おすすめ」を紹介できる馬国です。

さらに、豊富な中華料理が食べられて、日本食も有り、洋食に飢えることもない馬国は食生活においては理想的な環境といえそうです。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

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