【MM2H体験】おすすめ体験(62)洋楽ライブ体験

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちらです。

馬国のコンサート・ホール”Arena of Stars” と聞いて「よく知っている」という方はあまり多く無さそうです。

筆者も在馬中にこの場所に行ったのは一度だけでしたし、仕事仲間や友人との会話の中でこの場所が話題になったことはありませんでした。

あるいは、誰かが口にしていたのかもしれませんが、私自身の記憶として印象深くないので気が付いていないのかもしれません。今思えば、映画館のロードショウと同じかそれ以上の価値があるコンサート・ホールです。

もっと利用すべきだったと痛感しています。

筆者がこのコンサート・ホールを「おすすめ」に含めるのは、以下の理由からです。

  • 収容観客数5,000以上という大きさはマレーシア最大、アジアでも最大級
  • 音響設備が充分よくできている
  • 海外の有名アーティストが好んで演奏する場所
  • 日本で開催されるLive公演よりも安く体験できる
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Arena of Stars の概要

Arena of Stars(アリーナ・オブ・スターズ)は、1998年創設の、マレーシアのパハン州ゲンティン・ハイランド所有の音楽ホール(コンサート・ホール)。 このホールは4,200平米、収容人数は約5,000席を誇り、室内ホールとしては馬国最大。 伝統的な中国の獅子舞や龍舞の世界大会でも知られています。

2023年11月時点の Wikipedia (“Arena of Stars”) によれば、この場所でLive公演を果たしたアーティストは、

Deep Purple, 3P, Boyz II Men, Michael Learns to Rock, Cliff Richard, Lionel Richie, Guang Liang, Cyndi Wang, Jolin Tsai, Rainie Yang, Angela Zhang, Olivia Newton-John, S.H.E, Joey Yung, Stefanie Sun, Vanness Wu, Wang Leehom, G.E.M, and Twins.

上記以外に、Genting Highland 系の Website で公表されている情報では、

Elton John, 喜太郎, G.E.M., John Legend 等の実績があります。

筆者が2000年前後に家族と観に行った Air Supply が記載されていないのは何かの間違いかと思われます。

簡単な歴史的経緯

開発段階では、この円形劇場は屋根なしで建設されています。筆者がAir Supply のLiveを家族といっしょに観たのは屋根なしのスタジアムであった時代です。

しかし、ゲンティン・ハイランドの気象条件が青空スタジアムに不向きであったため、後に屋根が必要と判断されました。

円形劇場での最初の公演は1998年1月に香港のアーチストを招聘して行われています。

また、インド系の講演文化との相性も良かったようです。2000年代初期にはインド系映画の年間最優秀作品のアワード会場として利用されています。(いわゆるボリウッド・シネマの祭典です)

すべてのイベントは、ゲンティン・ハイランドリゾートのプロモーション&エンターテイメント部門によって管理されています。

円形劇場のサウンドシステムは2011年7月に300万米ドルの費用でアップグレードされ、全体に新スピーカーが設置されました。座席は、費用に応じて5つのカテゴリに分かれています。

Genting Highland の詳細サイトから

収容観客数について

世界のアーチストやグループがArena of Starsを選ぶのは、やはり観客数6000という収容能力と、ゲンティン・ハイランドの気候ではないでしょうか。

コンサート・ホールとしてのマレーシアの観客収容数のリストが Wikipedia に掲載されていますが、この中で観客収容数1000を超えるのは

  • マラヤ大学の Great Hall (3,000), KL
  • KL Convention Center の Plenary Hall (2,994_), KL
  • Istana Budaya の Panggung Sari Hall (1,412), KL
  • Dewan Sri Pinang Auditorium (1,000) , Penang

であり、Arena of Stars は、収容規模において馬国5大コンサート・ホールのトップに位置します。

日本、中国、韓国でも収容観客数1000人以上のホールは数多く運営されていますが、5000人という規模のホールは皆無であり、10,000人以上の収容数を誇る武道館や、競技用スタジアムを除けば、Arena of Starts は東洋で最大級の収容規模なのです。

チケット情報(ご参考)

パンデミックの影響があるようで、チケットの情報を探すのは難しかったのですが、2011年と2012年、そして今年12月のチケット価格は次のとおりです。

公演時期アーティストチケット(数字はRM)
2012年10月Kenny RogersVIP:480, PS1:380, PS2:280, PS3:180, PS4:100
2011年11月Richard MarxVIP:468, PS1:368, PS2:268, PS3:168, PS4:88
2023年12月 Air SupplyPS3:¥14,842(RM470)他は売り切れ
ネットで見れるチケット代理店の情報
Genting Highland の紹介サイトより

サウンド

Live公演の良し悪しというのは、アーチストの技量にもよるのでしょうが、筆者が観に行った Air Supply のLive の音は充分良かったと記憶しています。(当時は屋根がなくスタジアム形式でした)

当時も満席でしたので、5000人規模の観客の盛り上がりは迫力がありました。Live 体験という意味では充分満足でしたし、チケットも特別高かったという記憶はありません。

筆者の場合は、自分で運転して家族といっしょに出かけたので、生き返りの運転がけっこう疲れる仕事でしたが、これはGenting Highland に行く以上はしかたないです。運転が面倒な方はバス等で行かれれば問題ありませんね。

他の体験者の投稿が Tripadvisor のArena of Stars 紹介サイトで見れますが、おおむね良好のようです。

長期滞在の場合は「おすすめ」

Arena of Stars の情報を纏めてみましたが、海外の有名アーティストの Live を鑑賞できる点では、日本に負けない公演頻度とアジアでもトップクラスの規模だということが解りました。

しかし、日本から馬国に旅行してまで・・・というほどの話ではないので、やはり、MM2Hでロングステイ中の皆さんに「おすすめ」します。

既に馬国に住んでいるなら、交通費とチケットを合わせても、日本で武道館などの公演会場に行くよりも充分安上がりで質の高い Live 公演を体験できると思います。

Genting Highland への移動方法はネットで調べればすぐに見つかりますので、この記事では割愛します。

中央左よりのカラフルな貝殻のような場所が Arena of Stars Photo by Budiey (Flickr) June 23, 2020

最後まで参照いただき、ありがとうございます。

■ Genting Highland (カジノ)の「おすすめ」記事 → こちらから

■ マレシアの「おすすめ」80選 → まとめ記事はこちら

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