この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。
新生MM2H申請条件に関連する最近の前回は次の通りです。この記事から2ヶ月経過していました。
今回の新聞報道はとても、大人しく、掲載場所も1面ではなく、ひっそりとしたものでした。筆者も、うっかりすると見逃してしまいそうな報道です。
これまで、大きな扱いをしてきたMM2Hの条件報道ですが、なぜこのようにひっそりとした Low Profile な報道になったのか不思議でなりません。
それはそれとして、
とにかく、昨年12月に発表されてから5ヶ月以上待ちに待った、MM2Hの新条件が閣議で承認されたとのことです。
それと同時に、MM2Hのワン・ストップ・センターは新条件で申請受付を開始しているという事実が張慶信大臣からアナウンスされました。
とても「ひっそり」政府発表
New MM2H participants not eligible for PR status, says tourism minister
Saturday, 15 Jun 2024 3:08 PM MYT malay mail
以下、要点だけをまとめて紹介します。(筆者)
去る土曜日午後の担当相、張慶信大臣による発表によると、
- 馬国政府はMM2Hプログラムの新しい申請要件を導入することに合意した。
- 新条件が期待する利用者は、富裕層とデジタル・ノマドである
原文:
In a Facebook post today, (tourism minister) Tiong (King Sing) announced that the government has agreed to introduce new participation requirements for the MM2H Programme.
“Through this new approach, the Ministry of Tourism, Arts and Culture (Motac) is confident that the MM2H Programme will attract prospective participants from the target groups, especially high net-worth individuals and digital nomads, to make Malaysia their top destination.
“The presence of these groups is expected to boost the local economy, especially in the tourism, housing, education and medical industries, making Malaysia a highly competitive global hub,”
これまで、(3つのカテゴリ区分の発表の意図として、)筆者が受けていた印象は、富裕層の申請を期待しながらも、それ以外の利用者が入ってくることを妨げないと言うものでしたが、今回は、はっきりとしたターゲットを政府が確認したということになります。ここは新しい話です。
年齢制限と申請窓口に変化
今回の大臣の説明によると、再設定されたMM2Hの申請条件は、
外交関係のある国の国民を対象に、少なくとも25歳であること、すべての申請はMM2Hワンストップセンターを通じて提出されること、そして少なくとも年間90日間マレーシアに滞在することが含まれる。
原文:
The general conditions for all three categories include being open to foreigners from countries with diplomatic relations with Malaysia, being at least 25 years old, all applications must be submitted through the MM2H One-Stop Centre, and staying in Malaysia for at least 90 cumulative days per year.
これまでの発表では、申請者は最低30歳でした。これが25歳に引き下げられてように見えます。おそらくはデジタル・ノマドを想定した引き下げでは無いでしょうか・・・
プラチナカテゴリは100万米ドルの定期預金、ゴールドカテゴリは50万米ドル、シルバーカテゴリは15万米ドルを必要とします。
Detailed criteria and application requirements for the Platinum, Gold and Silver categories are as follows: the Platinum category requires a fixed deposit of US$1 million, the Gold category requires US$500,000, and the Silver category requires US$150,000.
定期預金については、為替によって若干不一致があるが、従来から発表されていたリンギット額と一致しますので、変化無し。出身国での収入証明の件は、いまだにはっきりしません。あまり重要な条件では無いのかもしれません。続報を待ちましょう。
代理店のライセンス承認が再開
張大臣はまた、Motacが新たに整備された条件に基づき「MM2H観光事業運営ライセンス」の処理と承認を開始したと述べた。
… also said that his ministry has started processing and approving MM2H Tourism Business Operation Licences based on newly streamlined conditions.
大臣によれば、MM2H観光事業運営ライセンスの新しい要件には、会社の資本金を5万リンギットから最低20万リンギットに引き上げること、年間ライセンス料を2,500リンギットに設定すること、有効な住所のある事業所を持つことが含まれる。
永住権について
MM2Hファンの我々にとって、あまり重要な問題では無いですが、今回閣議決定したMM2Hの申請条件の最終盤において、プラチナレベルのMM2Hから馬国の「永住権」取得につながる部分は「廃案」になったそうです。
この件は、もともとピンとハズレの話だったので、大きなニュースにはなりません。
他の参考記事
報道内容は、全く同じものでした。ただし、最小滞在期間について90日説と60日説の2つが報道されているようです。ここはちょっと混乱してますね。(いずれも1年間の累積滞在日数とされています)
New MM2H participants not eligible for PR status, says Tiong
Saturday, 15 Jun 2024 3:38 PM MYT The Star online
Tiong: Revamped MM2H now open for applications
Saturday, 15 Jun 2024 The Star online
参考 デジタルノマド
デジタルノマドとは、インターネットを利用してリモートで仕事をすることができる人々を指す。フリーランサー、リモートワーカー、オンラインビジネスオーナーなど、多様な職種の人々が含まれる。
デジタルノマドは、自由なライフスタイルを求める人々にとって魅力的であり、また、企業にとっても柔軟な働き方を提供することで、優秀な人材を引き付ける手段となることが増えている。
出典:こちらは、無料の生成AIから引っ張りました
最後まで参照いただき、ありがとうございます。
新たにMM2Hを希望される方は、今から代理店に問い合わせれば、新条件での申請が可能です。
この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。