GoKLバス料金導入に抗議の声

馬国

筆者家族が MM2Hのお世話になり始めた直後の2014年に始めてサービスを開始したGOKLバスは、徐々に巡回ルートを拡大し、2019年元日から正式にDBKL(クアラルンプール市)の運営管理となっています。

無料で乗れてKL市内を網羅的に巡回しているので、旅行客にも人気があり、いわゆる「乗り方」ガイドは日本語でも沢山ネットにアップされています。利用情報はそちらを参照ください。

さて、この大人気の無料バスサービスのGOKLですが、今後は、外国人向けに有料化されます(馬国民はIDを見せて無料で利用できる)。

現在のところGL KLのバスにはこのように FREE の表示があります。

この有料化について、馬国のNGOが反対しており、これについて、準全国紙の Free Malaysia Today も取り上げていますので、記事の内容を紹介します。

それから、有料化に間接的に影響していそうな、GOKLバスの利用リスクについても、この記事の最後に触れますので、参照ください。

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バス料金導入に抗議の声(FMT)

2023年12月2日 Free Malaysia Today 紙の報道から

NGOの講義を報道する Free Malaysia Today 紙のオンライン

クアラルンプール市(DBKL)が、これまで無料だったGoKLバスサービスの外国人利用者に料金を課す決定を行ったことに対し、移民活動家団体 (NGO) から批判の声が上がっている。

NGO の “Beyond Borders” の創設者Mahi Ramakrishnan氏は、政府がなぜ外国人にとって不利益となるような「分断的措置」を取ったのかと疑問を呈した。

「政府はこの新ルールを通して何を達成したいのか、非マレーシア人にもGoKLバスサービスを無料で提供することで失われるものは何なのか、政府に問いただしたいと考えています。」

「彼らの多くはそれほど稼いでいません。少額の支出でも、外国人労働者が賃金から得るわずかな収入を圧迫する可能性があります。」

彼女はさらに、この新ルールは「無国籍者」にも影響を与えるとし、政府に決定を撤回するよう強く求めた。

“Project Liber8” の代表取締役New Su Shern氏(人権活動家)は、政府が外国人労働者が日常的に直面する様々な課題を考慮に入れることが重要であると主張。

「彼らは低賃金で長時間の労働を強いられていながら、私たちの経済と国の発展に大きく貢献しています。」

「公共交通機関のようなサービスに料金を導入することは、彼らの苦難を悪化させるだけであり、軽減するものではありません。」

マレーシア弁護士協会の移民、難民、入国管理問題委員会の共同委員長(M Ramachelvam氏)は、この規則は後退的かつ差別的であると指摘している。

共同委員長はまた、政策立案者は、外国人が国の労働力にとって重要かつ不可欠な部分であり、経済に貴重な貢献をしていることを認識すべきだとした。

彼は、(マレーシア国外で)多くの国が非差別的に無料の交通サービスを提供していることも指摘。

DBKLは、GoKLバスサービスを利用する外国人に対して、段階的にキャッシュレス決済で料金を課すことを発表しているが、具体的な料金や実施日などの詳細は未発表。

昨年10月、連邦直轄領副大臣Jalaluddin Alias氏(当時)は、無料バスサービスの利用者の約半数が外国人であり、政府は彼らに利用料を課すことを検討するだろうと述べている。(外国人利用者から1リンギットずつ徴収した場合、政府は月に920万リンギットを徴収できる)

FMT 2023.12.2
GOKLのバス停と案内板

GOKLを運用するリスクとコスト

スリに気をつけましょうと言う話です。

KL市の発表では、2021年にGO KL Busで発生したスリ被害は、20件でした。被害者の多くは外国人観光客で、被害品はスマートフォンや財布、カメラなど。

2022年には、スリ被害は15件に減少しました。これは、KL市政府がスリ対策として、車内に監視カメラを設置するなどの取り組みを進めたことが奏功したと考えられてます。

それでも窃盗被害は発生しており、対策のさらなる強化が求められています。

スリ被害の発生場所としては、クアラルンプール中心部の観光地周辺が多いようです。また、混雑している時間帯や、乗客が荷物やスマートフォンなどに注意が向いていないタイミングが狙われやすいとの情報。

wikipedia 掲載のGOKLバス

スリ被害に遭わないためには、以下の点に注意しましょう。

  • 荷物やスマートフォンなどに常に注意を払う。
  • 混雑している時間帯や場所は避ける。
  • 貴重品は肌身離さず持ち歩く。
  • 車内では、貴重品はバッグの中に入れて、バッグは足で踏んで固定する。

最後まで参照いただき、ありがとうございました。

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