この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちらです。
おすすめ80選の最後の記事がカラオケ(Box)になったことには、理由があります。この題材について読者の皆様に何をお伝えするか?という点であれこれと考えがまとまらずにいたのです。
この項目が「おすすめ」からは外せないのは、筆者本人が無類のカラオケ人間であり、特に日本に帰国した2006年からは、パンデミック騒ぎになるまでの約17年間休みの日にひたすらカラオケ店でのストレス解消を趣味としていたのです。
筆者はどちらかというと「ひとから」(独りカラオケ)愛好家です。なぜなら誰も聞いていない状態で歌いたい歌を通して声を出すことは、筆者にとって「瞑想」(思考活動に目を瞑り、煩悩を忘れること)に近いもので、このことの健康効果の信奉者だからです。
しかしながら、カラオケが健康に良いことをこの記事で力説するつもりは毛頭ありません。ここで My Life My Money を主題にすることはしません。
ごく単純に、「自分は馬国にいてカラオケBOXで楽しめたので、皆さんにもおすすめします」ということになります。Pavilion の Red Box は「おすすめ」です。
筆者がわざわざ「おすすめ」をしなくても、馬国にはすでに数多くのカラオケ店が存在しますし、最近は日本の「まねきねこ」さんまでもが進出してきています。
そこで、この記事は少しだけマニアックな内容とさせていただきます。
この手の情報は「好き嫌い」があると思います。ご興味がなければパスしてください。
馬国のカラオケ店でしか歌えない洋楽がある
もちろんマレー語や中国語(特に香港系統、カントン語の歌など)の歌は日本のカラオケにはありませんが、筆者が情報共有するのは「洋楽」です。
つまり、「洋楽」の分野では、馬国では歌えるが、 日本では歌えない曲があるのです。
このことをご紹介するためには、曲名ではなく、アーティストでお話しするのが近道になります。
馬国のカラオケでしか歌えない洋楽アーティスト第1位
Michael Learns to Rock
マイケル・ラーンズ・トゥ・ロック、(通称MLTR)は、英語で楽曲を演奏するデンマーク出身のソフトロックバンド。1988年に結成し、主にアジアで1,200万枚以上の売り上げを残している。ヨーロッパ、東南アジア、南アフリカ等々、メロディ重視の音楽が評価される国での支持率は圧倒的に高い。
Wikipedia “Michel Learns to Rock”
国でMLTRを知らない(聴かない)人はいないと思います。このグループの洋楽は英語を母国語としないので、なんとなく歌詞が米語的でなく、ある意味「わかりやすい」メッセージが多いので、東南アジアでは絶大な人気なのです。
例えば、”25 Minutes” という作品にある “I’m sorry you are 25 minutes too late” という歌詞は、時間に遅れがちなマレーシア人の感性にとても強く訴えるものがあります。
この歌は、言ってみれば「どこかイマイチ」的な若い男が昔の「元カノ」的な女性を結婚相手にする決心をして、遠くの街にその子を探しに出て、やっと見つけたのはその子と他人の結婚式当日だったという「悲しい」歌なのですが、その女性から「25分遅かった」というセリフが、なぜか妙に悲しくユーモラスで、シンガポールやマレーシアで現実としておきそうな話なのです。
MLTRは、これ以外にもわかりやすくて良い曲をたくさん発信しています。特に Sleeping Child, The Actor, Breaking My Heart, How Many Hours, Paint My Love, Love Will Never Lie といったソフトロックやバラード系の曲は今でも旋律が容易に思い出せる懐かしい作品です。
筆者が日本で最後に確認したの2023年の10月ごろだと思いますが、おそらく Big Echo, Manekineko, Joysound ともにMLTRは収録していないと思います。
馬国のカラオケでしか歌えない洋楽アーティスト第2位
Neil Diamond
ニール・ダイアモンド(Neil Diamond, 1941年1月24日 – )は、アメリカ合衆国のポピュラー音楽の歌手、作曲家・アレンジャー・プロデューサー。本名は、ニール・レスリー・ダイアモンド(Neil Leslie Diamond)。ニューヨーク市ブルックリン出身。1960年代から1980年代にかけて数々のヒット曲を生み、成功を収めたポップアーティストの一人とされる。ビルボードチャートの歴史上で、最も成功したアダルト・コンテンポラリーのアーティストとして、エルトン・ジョンとバーブラ・ストライサンドに次いで3位にランクされている。
Wikipedia “Neil Diamond”
ニール・ダイアモンドはユダヤ系のシンガー・ソングライターですから、イスラム色の強い馬国では「ご法度」かと思いきや、とんでもない、この人の歌で日本のカラオケでは絶対に歌えない歌があるのです。ちょっと前までは、Sweet Caroline の1曲だけだった時期もありましたが、現在はようやく Love on the Rockや Soitary Man がBig Echo あたりでしっかり収録されています。Joysound, Manekineko もこの人の曲をたくさん収録していただきたいものです。(もう出てるかな?)
筆者が訴えたいのは Song of Life です。この曲がいまだに日本のカラオケで歌えないのは非常に残念。
日本でも大きなラウンジ・カラオケを期待したい
馬国には他の記事で紹介した通り、大きなホール形式のカラオケバーがあり、そこではお互いに初対面のカラオケファンが一人づつ(あるいは数人で)歌える店があります。
日本の場合は、僅か10人足らずが座る小さなスナックではたくさんあるのですが、ホール形式で50人からの規模の店がほとんどないのが残念です。
筆者が知っているのは、東京の六本木にある FIESTAと、新橋にあるBruce です。
フィエスタは2023年の5月に、パンデミックを耐え抜いて営業再開したようですが、この場所は筆者も2006年から2020年ごろまでは歌いに行っていました。馬国のラウンジのように安いわけでは無いですが、一般のスナックやバーよりは安いです。歌うだけのための場所(飲み物はあります)。
Bruceについても以前何度か行ってみましたが、こちらは少し狭いので、なんとか頑張って大きなホール形式を目指して欲しいです。
これらのホール形式のカラオケでは、音源を直接購入していますから、洋楽で「みつからない曲は無い」と言って良いでしょう。
非常にマニアックな世界です。興味本位で来る客もいるので、利用者全員が洋楽マニアというわけでは無いですね。Bruceの場合は雰囲気的にマニアの人限定の場所になっています。
どなたかが、神奈川でこういった洋楽ホール系の場所を営業してくれることを期待しております。
最後まで参照いただき、ありがとうございます。この記事を持ちまして、筆者の「馬国おすすめ」80選のおすすめ記事は出揃いました。今後は内容の更新に努めます。皆様が読んでいただき、Page View の数字が増えると励みになりますので、今後ともよろしくお願いします。
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