この投稿は、本編【MM2H体験】の関連記事です。
読者の皆さんが、マレーシア(馬国)に住んでいる日本人家族に会いに行くとしたら、何を手土産に持っていけば良いでしょうか?
これ、結構深刻な問題です。
なぜなら、馬国内市場には日本人むけの食材や商品が溢れていて、
ひとことで言えば、「何でもある」からなのです。
日本のサラリーマン文化では昔から、海外にいる日本人に喜ばれるお土産は、出発当日の週刊誌か、生乾の魚(ひもの)だと言われますが、
残念ながらマレーシアの場合、どちらも現地で入手可能です。
馬国に住む友人家族に電話して、「お土産何がいい?」と聞いてみたら「何でもあるからいいよ」と言われてムッときた経験もあるのではないでしょうか?
今回はそんな読者のために、筆者20年も馬国滞在経験から、参考情報をお届けします。
マレーシアで手に入りにくい日本品3選
結論から申し上げて、馬国で入手できなものは3つ(最低2つ)あります。
🔳 食材や食器をバリッと包める「サランラップ」
🔳 日本製の「明太子」
🔳 日本で作られている「干し柿」
このうち、明太子は最近では馬国でも入手できるかもしれませんね。
旭化成のサランラップ
サランラップについては、馬国に詳しいブロガーの皆さんがあちこちで取り上げている通りです。
馬国でもラップが売っていますが、これらの外国製ラップは、サランラップ特有のパリッとしたフィット感がありません。
器や食材を包んでも、フィットせず、ぷワッとしたままです。水をかけるとラップの中に入ってしまいそうな感じ。
まあ気にしなければそれまでですが、日本の主婦を経験した方なら、ほとんどの方が違和感を持ちます。
筆者の家族も、MM2H期間中、筆者が日本から馬国に帰る時には、必ずと言っていいほど「サランラップ」を大小3~4本買って帰りました。
日本の「干し柿」
干し柿が好きな方は、馬国ではフラストレーションに苛まれます。
なぜなら、馬国にもちゃんと干し柿があるのですが、これが、どう評価しても「美味しい」とは言えないのです。
まず、馬国で売っている干し柿(写真が典型的なもの)は、柿をタテ方向に潰して作っていて、ヘタが干した果肉に埋まってしまっています。
品質の悪いものは強く圧縮しすぎていて、薄っぺらく、味もよくありません。
その点、日本の「市田柿」のような加工品は、硬さや、甘さの面で完璧な工夫がなされていて、とても美味いです。(筆者の独断評価で申し訳ありません)
もし、読者の皆さんの知り合いの馬国在住者がいたら、一度「干し柿好きですか?」と聞いてみてください。
お好きであれば、お土産に持ってくと喜ばれます。市田柿以外にも良い商品がたくさんあります。
「ふくや」の明太子
明太子についてはちょっと微妙です。
筆者の家族が馬国に滞在した2010年から2020年を切り取ってみれば、日本の老舗の明太子は(1)売っていない、か、あるいは(2)高くて手がでない、のどちらかでした。
馬国の日本人家庭に会いに行く方は、あらかじめ訪問先に聞いてみてはいかがでしょうか?
入手できていないようであれば、お土産にお持ちになると良いでしょう。
以上、ご参考まで。