ところで「馬国」って何?

馬国

マレーシアには1963年に交付された「国名法」と言う法律があって、邦名は「マレーシア」と定められているんだそうです。

この「国名法」には中国語の表記は制定されていないようですが、中国では、Malaysiaの読みから中国式表記を「馬來西亞」として使っているようですね。

ということは・・・たまに目にする「馬來西亞」という表記はは邦名や和名ではないわけです。

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マレーシアを「馬国」と表記する案

ここからは筆者の勝手な自論なんですが、

この国はこれから先進国入りする国であり、立派な文化と近代化路線を歩む独立国ですし、日本人の新派も多いのですから、筆者はこの国の邦名を2文字で「馬国」とすべきだと思います。

日本の記事では、他国の要人がマレーシアを訪問することを「来馬」すると表記します。筆者のような現地在住の仕事人はこの国のことをよく「馬国」と書きます。マレーシア人という表現もは冗長ですしピンと来ません。「馬国人」が相応しいです。

マレーシアの記事を掲載するブログとして、SEO上はかなり不利なのかもしれませんが、それでも筆者はマレーシアを「馬国」と表記させていただいております。悪しからずご了承ください。

日本では「投馬国」を「馬国」と略す

投馬国(とうまこく、つまこく)は、3世紀に日本列島に存在したとされる国のひとつ。

一部の情報では、この国名を「馬国」と略す場合があるそうです。

(『三国志』「魏書」東夷伝の通称「魏志倭人伝」に当時の所在地の記述がある)

この古代の国の名称は「投馬国」であり、「馬国」ではありません。日本国内の古代の地名の略称でしかない「馬国」は、現在の日本では使用する必要のない固有名詞なのです。

ウイキペディアにある微妙な見解

上記のとおり、「馬來西亞」は和名ではないのですが、ウィキペディアによると、「国外での表記」というサブタイトルで「馬」は略語だという記載もあります。

漢字による当て字では馬来西亜と表記し、と略す。

Wikipedia “マレーシア”

同じウィキペディアに、「外国地名および国名の漢字表記一覧」という検索項目があります。この記事の中では、マレーシアの漢字表記を「来西亜」としていて、太字の「馬」は「一文字略称として使用される漢字」という凡例から、マレーシアの略号として表示可能であるという解釈ができます。

既に一般的な「日馬」と「来馬」

政府系の発表、新聞記事、その他あらゆる文章に使われる「日馬」は「マレーシアと日本」を意味する略語として一般化しています。

マレーシア国内では、海外から要人や有名人が訪問してくることを、ごく一般的に「来馬」と表現します。

マレーシアを「馬国」と表現するのはごく自然な流れではないでしょうか?

最後まで参照いただき、誠にありがとうございます。

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