【MM2H最新】不可解な新条件 利用者困惑! 

MM2H

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この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。

去る6月16日に、全国のオンライン報道を紹介する形で、最新条件の概要や、MM2H受付開始を紹介し、同時に複数の疑問と新条件の確認記事を投稿済です。

しかし、昨晩から今朝までにFree Malaysia Today や Star online の報道を参照していると、全く不可解かつ、我々 MM2H ファンには心外な評価が出回っています。

筆者は、落胆しながら、この記事を準備しています。

落胆の理由は2つあります。

  • 国内の申請代理店を含め、新条件を評価している記事によると、今後のMM2H申請者は、このプログラムの利用条件として「不動産を購入しなければならない」という根拠が曖昧な新条件を前提に議論を進めていること
  • もし、不動産の購入が絶対条件であれば、その購入時期について政府見解が出てしかるべきであるが、その部分も追求が無いこと

結論から言えば、

不動産購入がMM2H申請条件なのであれば、今後日本からのMM2H申請数は激減するだろうということになります。

筆 者
筆 者

現在値下がり傾向の馬国不動産購入が絶対条件なら、筆者は興味を失います。

どこに条件が書いてあるのか?

今朝のStar Online の記事を読ませていただきました。

張大臣が Facebook で発表した条件確認の inforgraphic の何処に「不動産購入が必須」だと書いてあるのでしょうか?

この記事によれば、申請代理店やコンサルは、MM2H利用者の不動産購入は「必須」だと捉えています。

言語道断ではないでしょうか?

確かに、My Second Home ですから、「2つ目の自宅」という解釈も成り立ちますが、筆者や筆者家族、そして2000年代初期の利用者のみなさんは、「2つ目の故郷」として捉えていたのです。

家を買うのはあくまでオプションであり、興味があるひとが買えば良いという理解でした。

政府からも一度も「家を買え」とは言われませんでしたし、このことで違約だといった圧力は全くありませんでした。

以下の記事の中で、主要コンサルは、不動産購入が強制となったので、例えばシルバー群の申請者は、あらかじめ50万RMの定期預金を設定した上で、MM2H契約後に、60万RM以上の不動産購入をしなければならなくなることの負担に懸念を示しています。

懸念どころでは無い。これまでと全く話が違います。

確かに、定期預金の50%までは、5年以上の滞在の条件がなく、すぐにでも引き出し可能な条件に文言が変わっています(Facebookの中文ですが)。

・シルバー申請者にとって、不動産購入が強制であれば、実際の初期投資額は定期預金の50万RMプラス住宅購入費用の60万RM(最低購入額)マイナス定期の半額(12.5万RM)ですから、合計で97.5万RMであり、ほぼ100万RMの準備がないと申請出来ないことになってしまいます。

・以前はマレーシアの不動産は値上がりしていましたが、現在の馬国の不動産市況は下落方向であり、この先は、購入以降の不動産価格は「下落」します。

以上から、馬国政府が不動産市況の活性化を目指すのは結構ですが、我々としては、このようなマイナス向きの契約に合意するモチベーションはありません。

出典:Agents give MM2H guidelines thumbs up

By GERARD GIMINO Thursday, 20 Jun 2024 The Star online

FMTのオンライン報道(動画)では、政府は MM2H の事業そのものをダウンサイズしようとしているのではないか? と報じています。

筆者もそう思います。

しばらくは静観

どう考えても、不動産購入の義務化は理不尽です。

担当省庁なり、担当大臣から正式な訂正表明が出ることを期待します。

それまで、筆者から馬国の MM2H はおすすめ出来ません。

最後まで参照いただき、ありがとうございました。

この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。

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