この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。
銃撃事件の最初の記事はこちらです。
複数の全国紙のオンライン記事を総合して内容をまとめています。
2024年4月14日の早朝1:20頃、2発の銃撃音がKLIA1の到着ロビーに響き渡り、狙撃犯から狙われた女性のボディーガード役の男性が銃弾を受けて医療施設に搬送された事件。
犯罪歴のある容疑者が銃撃現場から逃走したというので、馬国中に戦慄が走りました。
犯行に使われたのは 9 mm の semi automatice pistol で、犯行現場からは3つの薬莢が回収されています(内1つは不発)。警察の発表では、この銃は近隣諸国から非合法に入手されたもの。
2発の狙撃は、犯人が自分の妻を狙ったものと断定されおり、そのうち一発が、妻のボディーガードをしていた男性に当たったもの。被害を受けた男性は、重症であったが、その後の手当で一命を取り止め、現在の状態は安定している。
容疑者は、さる月曜(4月15日)にKLのはるか北東のクランタン州で警察により拘束され、持っていた銃も没収されています。
犯人は危険人物であった
警察の調べでは、容疑者には、脅迫罪や役人になりすました盗難など、3件の犯罪歴があり、狙われた妻と共に旅行代理店を経営していたが、夫婦は現在離婚手続きに入っていたようです。狙われた妻は妊娠したばかりでした。
犯行当時、容疑者の妻は、イスラムの聖地に旅行していた旅客が帰国するところを空港の到着ロビーで待ち受けていたとのことですから、狙撃するには絶好の場面です。
ボディーガードが付いていたということは、彼女は、自分が狙撃される可能性があることを知っていたのかもしれません。事件後の報道陣の質問には「いっさいの回答ができません」と説明したようです。
写真にあるステートメントは以下の通り
suspek sedang dalam buruan, rujuk setiap kenyataan resmi pihak polis yang sahih. Saya menerima nasihat dari pihak peguam untuk tidak membuat sebarang kenyataan berkaitan kes ini sementara waktu.
容疑者は逃走中です。警察の公式声明を参照してください。弁護士からは当分の間、本件に関する発言は控えるようアドバイスを受けました。
Free Malaysia Today ( Youtube )
容疑者の妻は、容疑者の犯罪行為について既に2件の Police Report (通報書)を提出していました。
逃走した容疑者が、前科者であることが公表された日曜日以降、警察は全国に容疑者の写真やプロフィールを配布して追跡捜査を開始していました。
警察の発表では、容疑者は武装していて危険との情報でした。
容疑者逮捕
犯行の翌日の午後3時、犯行からやく38時間の後に、容疑者(38歳)が拘束された場所は、はるか北東のクランタン州のコタバル (Jalan Bayam) でした。
事件の解決が急がれていただけに、」全国紙は、容疑者逮捕のニュースを、極めて短い文章で一斉に報道し、詳細は警察の臨時捜査本部から発表されるとしています。
容疑者の氏名と年齢は Hafizul Harawi, 38
発見時には容疑者と警官とのもみ合いがあったようですが、銃砲も回収されたとのこと。
警視の臨時捜査本部(コタバル)による記者会見は火曜日(この記事をアップした4月16日)の朝9時と発表されました。
その記者会見の内容は次のとおりです。
記者会見
本日(4月16日)の記者会見での犯罪捜査部長の情報( New Straits Times ) から
容疑者は、身柄を拘束されたクランタン州コタバルで7日間の勾留措置を受け、これから詳しい取り調べを受けるが、所持品から判断して、容疑者は用意周到で、弁護士を7名も要求しています。
警察の発表では、本人はクランタンから陸路でタイ国に逃亡する計画であったようであるとのこと。
身柄を拘束された当時、警察はGlock製の Pistol およびタイ国とサウジアラビアの通貨を所持していました。
malay mail のオンライン報道では、サウジのリアル通貨を所持していたことから、サウジアラビアへの逃亡を計画していた可能性があるとのコメントもあります。
「その他、彼はパスポート、犯行で使用したファイア・クラッカーの残り、自家用車(ホンダの Civic )そして、4つの異なる人物の身分証を所持していた。」
容疑者はコタバルにホテルを予約していたが、タイへの逃亡を実行する前に、マレーシア警察から特定され、身柄を拘束されています。
以上、記者会見について、これ以上の内容は、本日の時点では報道されていません。
容疑者は、この日の夕刻までにコタバルからセランゴール州に空輸されることになり、同日、当局の専用機でセランゴール州のスバン空港に到着。警官の誘導で州ないの勾留施設に向かったそうです。
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