この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。
本日のアイ・キャッチ画像は、ペナン島で昨年から営業を開始している「リタイヤメント・リゾート」施設のホームページを背景にしています。詳しくは、後述のオンライン記事を参照ください。
本日もマレーシアの全国紙は、国民から最も注目されそうな内容を厳選してオンライン報道しています。
筆者も読者の一人として、オンライン報道は、毎日参照しています。
特にMM2Hの利用者として知っておきたい内容や、マレーシアの友人との日常会話で話題にしたい内容があれば、読者の皆さんに即時ご紹介しています。
速報! KLIAで発砲事件があったようです。
終活リゾートとして人気のペナン
Penang a preferred retirement destination
最初の話題は、ペナン島の「退職リゾート?」で知られる Penang Retirement Resort (PRR) です。
呼び方を変えれば「老人養護施設」ですが、オリエントの真珠(Pearl of the Orient)として世界的に名高いペナン島にある施設ですから、日本の施設とは「ちょっと違います」というお話。
料金のお話もあるので最後まで読んでください。
この記事は、どことなく施設の宣伝のようにも見えますが、PRRが開業したのは 2023年の5月ということで、まだ滞在ユニットの利用率は 40%です。
「今のうちですよ」という意味合いも聞こえてきそうなオンライン記事です。
ともあれ、ペナン島は馬国でも有数の退職者リゾートとして紹介されることが多く、その理由として
- 病院の数が多い
- オールドタウンと現代的街並みが融合した都市
- マレーシア人の寿命が75歳に到達したこと
の3つがリタイア組滞在者を惹きつけるとのことです。
Penang Retirement Resort (PRR) の料金は月額約RM8,000(24万円)で、個人の利用施設はラウンジ、バルコニー、ダイニングエリア、キッチン付きの800平方フィートのスイートだそうです。(74平米ですから日本でいうと、ゆったりした3LDKの広さ)
年金で払うのは無理だね。年金を毎月20万円(2ヶ月毎に40万円)受け取るためには、単純計算で平均年収722万円を達成しなければならない。これは50歳代後半から会社役員にならないと難しい金額。手元に現金が2000万円あるとしても、生活費と合わせて月額32万円生活の5年分ぐらいにしかならないよ。
やはり「先立つもの」はなんとやらです。
ところで、この施設はMM2Hの利用者にも提供されています。
「PRRは地元の人々や、マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラムのVISAで居住する外国人も含めて対応しています」(センターの看護部長でもあるオオイ氏、Penang Retirement Resort (PRR) general manager Ooi Chai Yin、上の報道写真で立って滞在客と会話している女性)ウェブサイトはこちらです。
こちらを見ると、上記のRM8000のユニット以外にも色々とオプションがあるようです・・・
施設の住人の中には、手術後の回復、リハビリ、または精神健康を向上させる特別なプログラム、さらには様々な状態やウェルネスのための物理療法を受けるための短期滞在を求める人もいるとのこと
現地新聞社の簡単な調査で、ペナンには最低でも10軒の退職施設が存在し、さまざまなレベルのサービスが提供され、価格もさまざまだそうです。
この施設は長期的に利用するのではなくて、たぶんペナンにアパートを借りて、療養のために1週間とか、1ヶ月だけ短期滞在するという利用方法がありそうです。
他の施設も含めて、いつか、調査してみたいと思います。
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国王陛下が中国最高級車を購入?
筆者には何が特別なのかよくわかりませんでしたが・・・
King owns China’s most expensive car
The Star online Saturday, 13 Apr 2024
マレーシアの国王であるイブラヒム閣下は、中国最高級車である紅旗 (Hongqi) L5 を私有する世界初の人物となったようです。
イブラヒム皇帝は、中国大使Ouyang Yujing氏※ との会合中に、このレトロスタイルの車の写真を共有。
※ Ouyang Yujing 欧阳玉靖(1965年8月8日—)は在マレーシア中国大使
2013年の上海オートショーで発表されたL5は、FAWグループ製で、購入可能な中国製車両として最も高価。
価格は500万元(RM3.29mil、約1億円)です。中国の公式公用車でもあり、習近平国家主席が使用しているそうです。(現在、中国国内でのみ提供されている)
「中国は重要な経済大国であり、マレーシアの大きな貿易パートナーです」(国王によるSNSへの投稿)
また、会合には、FAW紅旗グローバルの社長、ゲンティングループの会長、およびVXLグループオブカンパニーズの創設者兼社長も出席していました。
FAW Hongqi Global president Wang Lingyu, Genting Group chairman Tan Sri Lim Kok Thay and founder and president of the VXL Group of Companies Datuk Lim Chee Wah.
The Star online Saturday, 13 Apr 2024
この車の代金は国王のポケットマネーなのか?馬国の予算なのか?はたまた中国からの贈り物なのか、もう少し説明が必要ですね。日本の報道ならそのあたりはきっちり説明すると思いますが・・・ この辺りはマレーシアらしいです。
第17代国王陛下はマレーシア人離れしたユニークな方です。詳しくはこちらを参照
国際空港 KLIA1 で発砲事件!
筆者と家族は20年間マレーシアに滞在したり、起業したり、企業のメンバーとして駐在しましたが、国際空港で「銃撃事件」が起きるということは、皆無でした。この事件はマレーシアのMM2H ファンにとってもショッキングです。
Shots fired at KLIA 1, one hurt, manhunt on for shooter on the run
Sunday, 14 Apr 2024 9:05 AM MYT malay mail
セランゴール州警察長官の発表から。
今朝、クアラルンプール国際空港(セパン)で二発の銃声が聞かれ、そのうちの一発がマレーシア人の男性に当たり、男性は負傷した。
事件が起きたのは、午前1時30分頃、ターミナル1(KLIA 1)の到着ホール内。
「男が二発発砲した。そのうちの1発が地元の男性(ボディガード)に命中。その後、容疑者は逃走した。」(警察長官)
撃たれた被害者は重傷を負った。詳細は非公開。
「その後の調査で、容疑者は、ウムラを終えて帰国したグループの到着を待っていた旅行代理店経営の妻を撃とうとしていたことがわかった」この射撃事件は個人的な問題から生じたものであり、テロ活動やグループとは関係がないとのこと。(警察長官)
ウムラ (英: umrah) は、イスラム教における巡礼の一形態であり、メッカにあるカアバ聖殿を訪れる巡礼のうち、ある特別な時期以外に行われるものをいうそうです。
動機はまだ不明だが、警察は刑法307条および銃器法に基づく殺人未遂事件として捜査中。307条は、有罪とされた者に対して最高で20年の禁錮刑を規定しています。
最後まで参照いただき、ありがとうございました。
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