【MM2H体験】おすすめ体験(57)テンプルン洞窟

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちらです。

最近は個人ブログで紹介している記事を観れますが、筆者がMM2Hで馬国に居たころは、この洞窟については全く情報が無く、文字通り「聞いたこともありません」でした。

多く東マレーシアまで旅して、小型機まで使ってグヌンムル国立公園の洞窟にいくのは、資金的にも時間的にも無理と言う方は、「絶対おすすめ」の洞窟探検です。

出典 Flickr (All rights reserved)

イポ市の近くの Gopengまでバスが出てますし、そこから現地までは手ごろな料金でタクシーなりグラブなりで行けます。勿論、自家用車でイポに行ったことがある方は、イポの手前のGopeng(何故か日本文にすると「ゴピョン」と表記されますね・・・)めざしていけばストレスなく洞窟の入り口に行けます。

筆者としては、次回馬国に旅行してイポ方面に行くチャンスがあれば、このテンプルン洞窟とキャメロン・ハイランズは必ず行くことにしています。

洞窟の概要

テンプルン洞窟は、イポ市から南に約24キロメートルのペラ州ゴピョン近郊にある巨大な洞窟で、紀元前8000年から存在していたと考えられています。

Source : Wikipedia ”Tempurun Cave”

全長4.5キロメートルを超えますから、マレー半島では最も長い洞窟の1つですですが、そのうち1.9キロメートルしか公開されていません。5つのココナッツの殻の形をしたドーム天井で構成されています。それぞれのドームには異なる形状の鍾乳石と石筍があります。各ドームの温度、水位、石灰岩と大理石の含有量は夫々異なるそうです。

最大のドームは、高さ約90メートルに達する壮大なゴールデン・フローストーン洞窟で、滑らかな石の滝で知られています。

もう1つのドームは、高さ72メートルのアラム洞窟です。ティン鉱山洞窟では、かつての錫鉱夫が残した採掘跡を見ることができます。ゲルガシ洞窟には高さ15メートルの巨大な柱があり、バトルフィールド洞窟では、床に落ちた鍾乳石や岩層を見ることができます。そのうちの一つは「倒れた戦士」と呼ばれています。

アクセス

テンプルン洞窟は、イポ市の東南に位置します。南北に走る高速道路またはフェデラルハイウエイで北上して近づきます。ゴピョンから約2km進むとテンプルン洞窟への専用ルートがあります。バスなどの大型車が洞窟まで到達できるように整備されたものです。

洞窟を覆っている石灰岩の丘はグヌン・テンプルン(テンプルン山)とグヌン・ガジャ(ガジャ山)と呼ばれ、高速道路からもよく見えるそうです。

洞窟の入り口はこのような感じです。 Flickrs (All rights reserved)

体験ツアー

観光客は2つの「ドライ・パッケージ・ツアー」と2つの「ウェット・アクティビティ・ツアー」から見学コースを選択します。ウェットの一番長いツアーは2~3時間以上かかり、ツアー料はRM50程度。その他のツアーは短めでツアー料金は低めです。

ドライツアーでは、オプションとして600段以上の階段を登り、動物や人間に似たユニークな鍾乳石や石筍を見ることができます。

出典:O-DAN

ウェットツアーでは、地下の河川を歩いて渡り、ジャンプしたり、穴をくぐったり、滑りやすい石の上を滑ったりします。これらの冒険的で楽しいレンジャーガイド付きツアーは2〜3時間かかります。けっこう危ないので60歳代の方はNGです。

補足情報

この洞窟は観光客の注目を集めているため、ペラ州政府は、この洞窟エリアをより魅力的にして観光客に優しいものにするために、保存と保護を行ってきました。

洞窟には照明、階段、橋が設置され、その他の公共施設も整備されています。エクストリームスポーツ愛好家の方には、洞窟内での川下りも開催されています。

この洞窟の観光開発は「これから」です。まだ 2km の未公開部分が残っています。今後の州政府の観光開発に期待したいですね。

写真投稿サイトの Flickr にアクセスして、キーワード ”Gua Tempurung” で検索してください。洞窟内の写真が見れます。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

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