【MM2H情報】マレーシア 5G移動通信で「世界一」

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

マレーシアが「世界最高峰」を誇れるのは、朝食の「ロティ・チャナイ」だけではないようです。

思うに、この国はマハティール首相の「スーパーコリドー」の時代から、ネット環境の構築環境としては動きが早くて先進的です。

革命的な通信スピードと通信量を売り文句にしてきた5G通信において、通信速度計測の権威であるOoklaがマレーシアの5G環境を世界のトップクラスとして評価しています。

5Gが日本のメディアで初めて紹介された当時(2018年あたり)は、その速度が驚異的であるために、遠距離通信でのウェブ会議での会話のズレが解消したり、会議室の中に相手のホログラムを投影して、あたかもその人がそこに居るような映像を見せたり、人がものを手で触る感覚がそのまま遠隔地の受信者に伝わるといった話が盛んに喧伝されたものです。

確かに、ウェブ会議で他の大陸の相手と会話をしても、相手の発言内容がワンテンポ遅れるといった昔の国際電話のような違和感は無くなったようです。

しかし、3Dのホログラム系の話は、一般的にはコスト高でまだ実現できていないようですし、手で物に触れた感覚が伝わるようなツールも見聞きしません。

本格的な5Gの活用はこれからなんでしょうが、日本もがんばらないと、マレーシアの技術革新の速度に追いつけなくなりそうです。一方、MM2Hを希望する皆さんは、今後マレーシアの5G通信環境に期待してよいと思います。

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5G適合性スコアにおいて世界1位を獲得

ベルナマ通信社発 – 2024年2月26日(月)午後8時18分 New Straits Times online

ネットワーク・インテリジェンスと接続性評価の世界的リーダー企業であるOoklaによると、マレーシアは現在、5G適合性スコアで世界1位 (97.27%) である。

ファミ・ファジル通信・マルチメディア大臣は、2024年モバイルワールドコングレス・バルセロナ (MWC2024 後述) のマレーシアパビリオン開館式でこの成果を明らかにし、「マレーシアがデジタル分野で世界のリーダーであることを再認識させた快挙」と述べた。

Ooklaは、マレーシアの2023年第4四半期 (Q4) の5G適合性スコアが、世界で5Gを商用開始した国の中で最高位にあることを確認した。

大臣は、MWC2024のOoklaブースで、同社の最高経営責任者 (CEO) であるスティーブン・バイ氏から表彰を受けた。

適合性スコアは、ダウンロード速度が25Mbps以上、アップロード速度が3Mbps以上という2つの基準を満たす必要がある(Ookla独自の速度測定方法)。

「5Gは、Internet of Things (IoT)、人工知能 (AI)、拡張現実 (AR)、仮想現実 (VR) などの変革的な技術の基盤となり、生活、仕事、交流のあり方を再定義するような画期的なアプリケーションやサービスへの道を開くものだ」

参考 OoklaのSpeed Test

Speedtest.netは、インターネット接続の性能を評価するスピードテストを無料で分析できるウェブ上のサービスである。2006年に Ookla が設立、ワシントン州シアトルが本拠地。

このサービスは帯域幅(速度)とレイテンシー(待ち時間、ping)を、世界の4,759地点(2016年)に分散したサーバから選択した1地点を用いて計測する。ダウンロード、アップロードのデータ転送速度を計測する。2020年1月現在、260億回以上計測された。

Speedtest.netサイトはテスト結果に基づく統計情報も提供しており、世界中のインターネット速度の分析のために多くの出版物に使用されている。

Speedtest.netの所有者および運営者であるOoklaは、専門家グループにより2006年に創設されたが、2014年、Ziff Davisに買収されている。

sspeedtest.ne の画面 数字は5Gではないです。

Ziff Davis Inc. (ZD)は、アメリカ合衆国のインターネット向けのコンテンツを供給する企業である。

参考 第5世代移動通信システム(5G)

英: 5th Generation Mobile Communication System

4Gに続く国際電気通信連合 (ITU) が定める規定「IMT-2020」を満足する無線通信システムである。一般的に英語の”5th Generation”から、「5G」(ファイブジー、ごジー)と略される。

サービス開始時の5Gの通信速度は、NTTドコモが下り最大3.4Gbps・上り182Mbps、auが下り最大2.8Gbps・上り最大183Mbps、ソフトバンクが下り最大2.0Gbps・上り103Mbpsである。

5Gの速度チェック wikipedia より

5Gワイヤレステクノロジーのメリットとして、人々の生活への変化が期待されている。会話をデバイス間でリアルタイム通訳し、多言語間でのスムーズなコミュニケーションが可能になったり、膨大なデータに基づき、危険を回避して走行させる完全自動運転の実現、IoTによるスマートシティなどが期待される。

既存の4G、LTEから5Gへの通信システムの変更に伴い、通信機器、産業機器の追加や入替が多発し、通信機器、電子部品を製造するサプライチェーンに大きな影響を及ぼすことが予想された。

出典:日本語版ウイキペディア 第5世代移動通信システム

参考 モバイル・ワールドコングレス

英: Mobile World Congress (MWC)

世界最大級の携帯電話関連展示会と世界中の携帯電話会社、端末製造メーカー、テクノロジープロバイダー、販売会社、コンテンツ会社の有名最高経営責任者が出席するカンファレンスを複合したイベントである。

1987年にPan Europe Digital Cellular Radio(GSMの旧名)の営業会議として始まり、1990年からは「GSM World Congress」と称し、2003年に「3GSM World Congress」と改名された。「3GSM」もしくは「3GSM World」とも呼ばれる。

外国語版の wikipedia より MWC の展示会風景

GSMA Mobile World Congressは毎年2月にスペイン・バルセロナのフィラ・デ・バルセロナで開催されている。来場者数は主催者発表で50,000から60,000人。2006年まではカンヌで3GSM Worldとして開催していた。来場者は世界200か国以上からやって来る。

出典 日本語版ウィキペディア モバイルワールドコングレス

最後まで参照いただき、誠にありがとうございます。

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