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この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。
本日ご紹介する国内貿易・生活費副大臣の発表の報道は、ちょっと変わっている。
記事の内容は、ある種の「食の健康」キャンペーンですが、このキャンペーンのタイトル
“Kurang Gula, Kurang Harga” (クラングラ・クランハルガ)
をグーグル翻訳で日本語にすると、次のような鉄板の日本語が帰ってきます。
「砂糖を減らして価格を下げる」
このキャンペーンタイトルが、あまりに直接的な表現なので、記事の内容を読んでも、具体的に何をするのかさっぱりわかりません。
おそらくは、一定のレベルよりも糖質の数値が高い食品について何らかの課徴金を設定して、同じ食品でも「低糖質」のものの価格を割安にしてしまおうという計画のようです。
つまり、言ってみれば「糖質税」みたいなものではないでしょうか?
費用対効果が全く見えませんが、とにかくこれを実行するのであれば、今後は馬国のマーケットに行くと、やたらと低糖質の商品が割安になって売られている状況を目の当たりにすることになるのでしょう。
悪い話ではないですね。
低糖質の食品の価格を下げる
Govt to introduce ‘lower sugar, lower price’ campaign soon in bid to foster healthier Malaysian lifestyle
Sunday, 21 Jul 2024 10:06 AM MYT malay mail
マレーシア人の健康的な食生活の重要性についての意識を高めるため、日常の食事での砂糖摂取を減らす特別キャンペーン「Kurang Gula, Kurang Harga」が近く導入される。
フジア・サレハ国内貿易・生活費副大臣が発表した。(Deputy Domestic Trade and Cost of Living Minister Fuziah Salleh)
副大臣は、レストラン協会や業界関係者との有意義な協議を行い、このキャンペーンの草案をまとめたと述べた。
この協議には、マレーシア・インド・レストラン経営者協会(Primas)、マレーシア・シンガポール・コーヒーショップ経営者総協会(MSCSPGA)、マレーシア・ムスリム・レストラン経営者協会(Presma)が参加している。
Malaysian Indian Restaurant Owners Association (Primas), the Malaysia Singapore Coffee Shop Proprietor’s General Association (MSCSPGA) and the Malaysian Muslim Restaurant Owners Association (Presma).
副大臣の説明では、「この取り組みは、マレーシア人の健康的なライフスタイルを促進し、不健康でバランスの取れていない食生活、特に過剰な砂糖摂取に関連する病気の治療や継続的な薬物治療の経済的負担を軽減するために緻密に作成されている」
フジア副大臣は、2023年の国民健康・疾病調査(NHMS)の結果において、国内の成人の6人に1人(15.6%)にあたる360万人が糖尿病と診断されていることが明らかになったことを受け、国内貿易・生活費省(KPDN)が懸念していると述べた。
原文:She said that the Ministry of Domestic Trade and Cost of Living (KPDN) is concerned regarding findings from the 2023 National Health and Morbidity Survey (NHMS), which revealed that 3.6 million or one in six adults (15.6 per cent) in the country have been diagnosed with diabetes.
これに対応し、KPDNは消費者および食品業者を対象とした予防措置の実施に力を入れているという。
「KPDNは、『Kurang Gula, Kurang Harga』キャンペーンに対する関係者全員からの前向きな反応に感謝しており、キャンペーンは近日中に正式に開始される予定である」
— ベルナマ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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