この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。
日本のMM2Hファンの皆様に、新情報です。
半島マレーシアとサラワク州に続き、「サバ州」のMM2H制度の申請受付が来月には開始されるとのオンライン報道が出ました!
アイキャッチ画像のイメージ(サバ州)について、以下お知らせします。
Lahad Datu, Sabah: Panoramic view from “Tower of Heaven” (Menara Kayangan) on Mount Silam over Darvel Bay. In the lower grounds the primary school of Kampung Silam (SK Silam]]. 23 May 2014
The Star online 07 April 2024
Sabah’s Malaysia My Second Home expected to start by next month, says state govt
Sunday, 07 Apr 202411:00 AM MYT
サバ州の観光・文化・環境大臣 Datuk Christina Liew 氏によれば、サバ州政府はこのプログラムを実行に移すべく最終的な条件調整を行っている。
「改訂の大枠についてサバ州政府の閣僚級の承認が終わりましたので、政府広報に掲載されます。掲載がなされたなら申請者にお伝えすべく詳細条件がウェブサイトに掲載されます。」
サバ州の観光組合系の代表質問に答える形で、担当大臣の発言があったもの。代表質問では、特にMM2H申請者の承認基準についての情報が求められた模様。
サバ州独自の MM2H の運用については、去る2022年9月に州知事 (Chief Minister) Datuk Seri Hajiji Noor氏により、調整内容が揃って詳細が決まればサバ州独自のの MM2H の運用を開始するとの発言が出ていた。
州知事によれば、サバ州の MM2H は連邦政府の MM2H 条件に準拠するものではないとのこと。
サバ州政府は、地元の観光産業の代表者との定期的なエンゲージメント・セッションを行う予定であり、四半期ないしは半年に一度の意思疎通が、サバ州の経済発展に寄与するものとの認識を確認した。
ここから、筆者の独白です。
来月発表されるであろうサバ州 MM2Hの詳細は、公開されていませんが、未確認の2次情報では、
① 年間 30 日以上の滞在が条件
② 無犯罪証明書(軽犯罪証明)や健康診断証明書
③ サバ州地方銀行に RM20万(約600万円) のFixed Depositを開設
④ 滞在期間は、5 年 + 5 年(サバ州のみ)
Multi -Entry Visa が「サバ州に限定されるか否か」によって、一般の MM2Hファンへの影響は大きく変化します。西側の半島マレーシアの滞在許可を出すと、利用者が西側に流れてしまうので、微妙ですね。
サバ州の MM2H は、その運用効果としてサバ州の経済刺激策の一つとして観光や現地不動産業の発展に資するとして、強い期待感を持っています。
サバ州は、2021年から2025年までの経済5ヵ年計画である “the five-year Tuju Sabah Maju Jaya (SMJ) Development `Plant 1.0” の実現に向けて MM2H が寄与するとしているようです。
実施されることは、間違い無いようですね。
連邦政府の MM2H への波及効果
5月に発表される MM2H が、現在連邦政府の張慶信大臣が公開中の西マレーシア MM2H (プラチナ・ゴールド・シルバーの3条件)よりハードルが高いものとなる可能せは低いと思います。(筆者の私見)
なぜなら、現在のサラワク州の MM2Hが、連邦側の条件よりも緩やかで、うまく申請者を増やしたからです。
上記の通り、ある程度緩めの条件でサバ州が運用を始めれば、連邦政府側も、潜在的な利用者がサバ州に持っていかれるリスクを感じないわけにはいかないでしょう。
大規模なインパクトがあるとは思えませんが、いずれにしろ、西側のMM2Hの新条件の受付開始に向けて、プラスのインパクトであることは間違いないと思います。
5月のサバ州の動きに注目しましょう。
最後まで参照いただき、ありがとうございます。
連邦政府の最新の MM2H条件についてはこちらを参照ください。
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