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この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。
本日は、馬国の全国紙で紹介されているティーンエイジャーの食生活についての警鐘と言える研究内容の紹介です。
このところ、馬国では、糖尿病に繋がる、砂糖ばかりで「甘すぎる」食生活が問題視されています。特に飲み物は、ほとんど例外なく全部「甘く」なって提供されています。
馬国は糖尿病患者がたくさんいる国。病院に行くと、インシュリンの注射ポンプのセットが山積みで販売されていたりします。
筆者も、戸外でお茶を飲む時は、必ず砂糖は少なめ、あるいは「砂糖無し」でオーダーします。そうでないと、めちゃくちゃ甘い飲み物が出てきますから・・・
そして、今回の話題は、飲み物でなく、いわゆる「ジャンクフード」です。
ブランドは言いませんが、日本でも大人気です。この記事を読むと、どうも健康リスクは明白なようです。
筆者も数年前に体調を崩した時期があって、それ以来ジャンク系は多くても月に2回程度、しかもコンビニで買うポテトチップスの小さめのパックひとつに限定してます。
ジャンクフードがティーンエイジャーの脳に悪影響
All that junk food could have a permanent effect on your teens’ brain
Sunday, 12 May 2024 The Star online
ご家庭にティーンエイジャーがおられる方
子供が親の「教育的指導」を忘れてばかりで、悩ましく思っておられませんでしょうか?
もしかしたら、市販のクッキーやポテトチップス、ファーストフードの摂取を止める時が来たかもしれません!
すぐに効果が現れないかもしれません。健康的な食事と生活様式は、若いうちに身につければ、成人する頃に効果が出てきます。栄養面の問題だけでは無いです。
専門的研究によれば、ジャンクフード全般、または脂肪と糖分が豊富な食事は、青年期の脳に長期的な損傷を引き起こす可能性があるとのこと。
米南カリフォルニア大学の生物科学部の研究者による『Brain, Behavior and Immunity』誌に掲載された研究によれば、私たちの食事は、脳の機能(具体的には海馬)に関連があります。
認知、記憶、学習に主導的役割を果たす「海馬」には、アセチルコリンという化学物質が作用します。このアセチルコリンは、記憶や学習、注意、覚醒、無意識の筋肉運動などの機能に関与する神経伝達物質です。
以前の研究から、アルツハイマー病の人々は脳内のアセチルコリンのレベルが低い傾向にあることが示されています。
研究によれば、脂肪と糖分が豊富な食事が齎す障害は、アセチルコリンのような神経伝達物質からの信号を妨げることです。
科学者たちは、2グループのラットを分析しました。脂肪と糖分が豊富な食事を与えられたグループと、健康的な食事を与えられたグループです。いずれも、ラットの若年期に提供されました。
この実験の結果、記憶面での障害について、問題があるラットの食事からジャンクフードを取り除いても、一度発症した記憶面の問題が解消されないことがわかっています。
つまり、青年期の栄養不良は、記憶に長期的な影響を与えると思われ、その影響は簡単には改善されないのかもしれません。
同研究の主任であるアンナ・ヘイズ博士は、ニュースリリースで「アセチルコリンのシグナルは、(ラットが)日常の出来事を解読して覚えるのを助けるメカニズムであり、私たちの過去の出来事を覚える「エピソード記憶」と類似しています」と説明しています。
「そのシグナルは、脂肪と糖分の多い食事を摂取した動物では起こっていないようなのです。」
記憶問題以外に、長年の研究で判明していることは、脳と「消化器系」との深い関連です。この分野では、腸を「第2の脳」としています。ジュリア・エンダースの『腸活』などの一般向けの科学書で広く普及している研究です。
ジャンクフード
出典:日本語版ウィキぺディア「ジャンクフード」
ジャンクフード(英: junk food)とは、栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品のこと。高カロリー、高塩分で、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食べ物。「ジャンク」とは、英語で「がらくた」「屑」。
代表的な定義
商業的な商品で、飴、アイスクリーム、塩の含まれたスナック菓子、清涼飲料水など栄養価がほとんど無く、エネルギーや塩、脂肪が大量に含まれる物をジャンクフードと定義している。ファストフードや惣菜の全てがジャンクフードという訳では無く、注文に早く応じられるように調理済み食品を提供する物はエネルギーが高い割に栄養価が低いのでジャンクフードである。サラダは低カロリーで栄養価は高いのでジャンクフードではない。
過剰摂取のリスク
米国の非営利の医療研究施設、スクリップス研究所の研究員によると、ジャンクフードの過剰摂取は、人間の脳をコカインやヘロインと言った薬物の中毒症状に似た状態にするとしている。実験体のネズミにジャンクフードを餌として食べ続けさせた結果、ネズミは肥満になり、更に喜びについての脳の働きが鈍くなり、もっと多くのジャンクフードを欲しがるようになったとしている。
また、もう一方の危険因子である脂肪については、ハーバード大学のダナ・ファーバー癌研究所によって、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などを動脈閉塞の原因となる悪玉コレステロールに変換する分子スイッチが発見され、ジャンクフードに付きものの悪性脂肪の危険性が分子レベルで明らかになった。
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この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。