【MM2H体験】おすすめ情報(58)マラッカの古寺

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2003年頃、当時個人事業を始めた筆者がマラッカ出身の青年実業家と共同事業を始めた時の話です。

青年実業家は少しマレー系の血が入った華人に見えました。名前ははっきり覚えていませんが、典型的に華人の名前であり、通称はスチーブンだったと思います。

筆者が彼との事業計画の相談のためにマラッカを訪ねた際、彼は、マラッカにある寺に商売の成功を祈願しに行こうと誘いました。

筆者は信心深い方ではないので、あまり、神頼みには期待はしていませんでしたが、協業相手がどんな寺で祈願するのか興味があったので二つ返事で同行したわけです。

The Ming dynasty-era Buddhist temple of Wisdom Attained in Beijing, China ポルトガルの侵略以前、マラッカと交流があった中国「明朝」の寺院の内装 photo by envato elements (all rights reserved)
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思い出深い寂れた古い木造の寺

スチーブンが私を連れて行ったのは、マラッカ郊外の住宅街から離れた場所にある古びた仏教寺院でした。

名もなく寂れた寺でしたが、今思えば、しっかりと威厳のある雰囲気で、歴史のありそうな寺でした。

マラッカの他の寺院に見られる、赤や緑の原色を使った装飾はまったくなく、印象としては黒と焦茶色だけの寺で、飾り気がないながら、作りはがっしりして、柱も太かった印象が残っています。

寺の中には全く人影がなく、ずっとおくの大仏殿のような位置の左横に蝋燭と香炉がある場所があり、そこに一人だけの奇妙な服を着た僧侶が立って線香を手に持ち、念仏を唱えていました。

Incense sticks in old chinese temple. Asian traditional culture in shrine. photo by envato elements ( all rights reserved )

スチーブンは私と共にその僧侶に近づいていきました。周囲には誰もおらず、僧侶とスチーブンと私だけで周りは薄暗く、静まり返っています。

よく聞くと僧侶の念仏は、仏教の念仏というよりは、裏声を使った昔の民謡のような歌を歌っているようで、抑揚があり、ユーモラスですが、その僧侶はなんとなくトランス状態にあるようで、私たちが近づいてくることに気を止める様子もなく裏声の歌のような念仏を続けていたのです。

僧侶との会話

僧侶の裏声の歌が終わると、スチーブンと僧侶が会話し馴染めました。後から聞いた話ですが、この僧侶は、地域ては名の通った medium (日本で言うところの霊媒師)であり、限界を離れた場所の意識と会話をするための仲介役だったようです。

スチーブンと僧侶との会話はせいぜい5分程度で、英語でもマレー語でもないので、筆者には何を話しているのか全く見当もつきません。

雰囲気的に、この僧侶が、演技をしているとは到底思えず、スチーブンも極めて真剣に話をしていたので、レベルの高い意識との交信があったのでしょう。

後に何を話していたのか聞いては見ましたが、結局のところスチーブンからは中身のある回答は得られませんでした。

Burning candles in Buddhist temple in Kandy, Sri Lanka photo by envato elements ( all rights reserved )

思うに、スチーブンが僧侶と話していたのは、「ここにいる日本人は信頼できるか?」といったようなこただったのかもしれません。

その後もスチーブンとの共同事業は続きましたから、おそらく筆者は「合格」だったようです。

古寺の捜索

スチーブンとの事業は、シンガポールの機械部品系の問屋との協業でもあり、期待していたのですが、3年経過しても泣かず飛ばずで終わり、筆者も投資した金を全て失い、スチーブンとの連絡も途絶えてしまいました。

ただ、彼と訪問した寺のことは今でも頭から離れず、その場所や名称をお調べています。このブログを始めてからもずっと探しているのですが、いまだに名称も場所もわからず、スチーブンの連絡先も失ったままです。

手がかりは、ほとんどありません。飾り気のない黒が基調の木造の寺で、かなり古いです。あまり手入れもされていない雰囲気でした。

お話しした僧侶は、あまり派手ではないが一般の人とは明らかに違うオーラがありました。背は低く、その声は蚊がなくような裏声で、普通の人間の発生ではなかったです。

ネットの画像検索でも調べましたが、見つからず、この記事では「雰囲気」だけでも似ている写真を集めてアップしています。

Detail from Ninomaru Palace at Nijo castle in Kyoto, Japan この寺は日本の二条城ですが、これをもっと黒っぽくすると、この記事でお話ししている寺に似てきます。 photo by envato elements ( all rights reserved )

なぜ「おすすめ」なのか

具体性のない情報を「おすすめ」として紹介するのは気が引けるのですが、筆者の考えとして、こういった不思議な雰囲気の寺はマレーシアでは他に見当たりません。ここだけです。

マラッカの信心深い華人をご存知の方は、この話をしてみてください。ひよっとするとそのお知り合いの華人がこの寺の素性を知っているかもしれないのです。

もし情報があれば、「お問い合わせ」フォームから連絡いただけると大変売りしいですし、もっと具体的な内容を皆さんに紹介できるのではと考えております。

Asian monk reading by ornate doorway to temple image photo by envato elements ( all rights reerved )

とはいえ、この場所は観光する場所ではなく、「信心深い」華人の仲介がないと訪ねることは叶わないのだと思います。

そんな場所がマラッカにあるという事実を知っていただきたかったのです。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

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