この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちら。
今回はゴルフの話題です。
ゴルフコースだけでなく、練習場(ドライ・ビングレンジ)も充実しているのが人口密度の低い馬国の良いところです。
その中でも、筆者一押しのドライビング・レンジがクアラルンプールの東側にある KDE Driving Range です。
写真からもわかりますが、この練習場は「池」をまるごと利用したドライビングレンジ。
涼しげな環境でストレス解消に最適なドライビング・レンジです。
馬国内のネット情報でも2023年のクアラルンプールとセランゴール州圏内でのベスト・ゴルフ・ドライビングレンジ10選に選ばれています。
ドライビング・レンジ「一押し」の理由
そもそもゴルフというのが、フェアウエイやグリーンにボールを打ってスコアを競うのであって、池にボールが行くのはペナルティの対象
ところが、この練習場は、ボールを打つドライビングレンジ以外の敷地は基本的に「池」であって、フェアウエイもグリーンもありません。
ようするに、思う存分「池ポチャ」を楽しむ練習場なのです。
それでも打ち出し側から110ヤード地点には田んぼの畦道(あぜみち)のような芝の通路が横断していて、その距離を狙う練習もできるのです。
池の奥行は220ヤードなので、ドライバーで「飛ばす」人はちょっと物足りないと思いますが、筆者は初心者だったので、ちょうどよい距離でした。
220ヤードの先は「本物の」ジャングルが広がっている場所です。
ということで、プロ級の腕前で「飛ばす」ゴルファーの皆さんにとっては「ジャングルに向かって打ち込む」という感覚になります。
打ったボールがフェアウエイやグリーンに落ちたあとの動きを観ることはできないですが、
とにかくここで「打ちっぱなし体験」すると、非常に気分爽快になります。馬国は年中「夏」なので、暇があればいつでも行って練習できます。
そして、利用者も多くないので、並んだりしません。
場所はクアラルンプールの東
KLの中心街から歩いていくのは無理ですので、車で移動してください。
住所は次のとおり、KL郊外のセランゴール州アンパン・ジャヤです。
Kelab Darul Ehsan, Jalan Kerja Air Lama,
Taman Tun Abdul Razak, 68000 Ampang Jaya, Selangor
基本的にゴルフ場ですので、会員制です。
ですが、門を入ってガードで目的を聞かれたら、driving range と言えば通してくれます。何も聞かれなければそのまま車で入って下さい。
利用方法
ビジターはRM20を現金で払います。これは入口で払うだけ。
あとはショップに行ってクラブを借ります。(自分のクラブがある人は持ち込み)
グラブやボールはショップで買えます。
ルールとしては、「それなりの服装出来てね」と書いてありますが、筆者はサンダルと短パンで練習したことすらあります。まったく自由な雰囲気
本格的に練習するのでなければ、ちょっとした遊技場という感覚で家族も子供もいっしょに遊べます。
ボールはショップで(使用料を払って)借りますが、もちろん打ちっぱなしです。
水に浮くようになっているので、練習者全員が打ったボールは池の水面にプカプカと浮いた状態になります。この練習所の独特のマーキングなので、持って帰ったりはできません。
定期的に手漕ぎのボートに係員が載って漕ぎ出してきてボールを回収します。
ボール回収の最中も、練習は続行可能。
さすがに、係員を狙う人はいません。が、一度だけ間違って当たってしまったのを目撃しました。でも、係員はまったく動じず、気にもしていない様子でした。
KLに旅行される方は、ぜひ一度体験してみて下さい。
クラブは「ドライバー」や「アイアン」が1本単位で借りられます。