MM2H情報 馬国全国紙の注目記事 7月15日

MM2H

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この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

馬国の全国紙は、毎日さまざまな人物に注目してオンライン報道しています。

 筆者も読者の一人として、オンライン報道は、毎日参照しています。

特にMM2Hの利用者として知っておきたい内容や、マレーシアの友人との日常会話で話題にしたい内容があれば、読者の皆さんに即時ご紹介しています。

前回の記事はこちら

馬国のMM2H担当省は、時として、どう受け止めて良いかわからない発表をします。

6月中旬に、張慶信大臣の「個人の」Facebookに投稿された MM2H 新条件(しかも中文)は、それがそのまま対外的な正式発表になりました。

全国紙も、何ら異議を唱えるでもなく、同内容を報道、そして最も美しくまとめたテーブルはシンガポールの c n n から出ています。こちらです。

そんな張大臣ですが、今度は、MM2Hの「申請手続きをオンラインにする」と公言しておられます。どこで発表したのかよく分かりませんが、新MM2Hはいつの日かオンライン申請を受け付けるようです。

詳しいことは全く報道されていません。

もう一つの最新記事な Nama Anak の記事です。Nama は「名前」、Anak は「子供」

こちらの記事は、真面目なのかふざけているのかよくわからないのですが、おそらく、マレー社会においても、奇想天外で「後先を考えない」安易な名付け親が増えているのでしょう。「こういう名前は避けた方がよろしい」というご指導が出ているそうです。

こちらの記事で言及されている国民登録局(National Registration Department, マレー語では Jabatan Pendaftaran Negaraで略してJPN)は、内務省の管轄下にある部門です。NRDは、出生、死亡、養子縁組、結婚および離婚など、各個人の重要な出来事の登録を担当しています。さらに、JPNは国籍の決定と、それに続く身分証明書の発行(適格者には身分証カードの形で)にも責任を負っています。

筆 者
筆 者

馬国の英字新聞でも、ごく頻繁に JPN という略語で報道対象になっています。JPNは日本の略で使われることもあるので紛らわしいですね。

MM2H の申請手続きがオンラインに!

Online system for MM2H applicants being developed

FMT Reporters -13 Jul 2024, 08:41 PM

MM2Hの記事のイメージ写真はどの新聞社もいつも同じものを使っていて、面白くないですね。その点 c n a あたりはバラエティーがあって好印象です。

観光・芸術・文化省の張慶信大臣は、新システムにより申請者が特定の手続きをオンラインで完了できるようになることを公表した。(the minister for tourism, arts and culture, Tiong King Sing)

アンワル首相の要望でもあるこのシステムの開発について、張大臣は迅速に進めるよう、担当者に指示した。

同時に、申請者と申請代理店の利害の適正化のため、代理店の資格および条件も見直されたと述べた。

曰く、「代理店のサービス料金を統一し、代理店が申請者に提供しなければならないサービスの範囲を明確にした。これは代理人と申請者の双方の利益を保護するためだ」

関連する条件と資格を満たす者であれば誰でも代理店の資格を申請できる。代理店はプログラムの推進と促進を支援するために必要であるとした。

6月15日に開始された改訂版MM2Hシステムは、25歳以上を対象に、不動産所有や15万ドルから100万ドルの定期預金 (Fixed Deposit) などの財務条件を満たす外国人に長期滞在許可を提供する。

連邦政府のMM2Hプログラムは西マレーシアに適用され、サバ州とサラワク州にはそれぞれ独自のMM2Hプログラムがある。

新生児の命名にもルールがある

‘Skibidi, chuynx, Siti Nurtizen’: Names you probably shouldn’t give your kids (and can’t anyway, thanks to NRD)

By Malay Mail  Saturday, 13 Jul 2024 6:32 PM MYT

クリエイティブな新生児の名付けに悩む人々へ朗報。

国民登録局(NRD)は最近、子供の名前としては許可されない文字表現のガイドラインについてマレーシア国民に再確認を要請している。これにより、独創的な名前を考える人々の意欲を削ぐ可能性も否めない。

より明白な制限としては、公式の称号や敬称の類似が含まれる。例えば、ダトゥク (Datuk)、タン・スリ (Tan Sri)、プアン・スリ  (Puan Sri)、ハジ (Haji) などは公式な称号と混同される可能性があるため制限される。ただし、トウン (Tun)はその系譜の者だけに許可される。

Facebook に投稿された簡単なガイドラインでは、マレー語で否定的な意味を持つ名前や一般的に望ましくないとされる名前も許容されないとされている。

これには「ミパン・ズズ」、「ヌル・サユン」、「マイベイビーガール」、「シティ・ヌルティゼン」、「セーラームーン」、「ウルトラマン」が含まれ、後者の二つは日本の人気キャラクターである。(“mipan zuzu”, “Nur Sayunx”, “MybabyGirl”, “Siti Nurtizen”, “Sailormoon”, and “Ultraman”)

他の例としては、「ブス(臭い)」、「ボド(愚か)」、「ハリマウ(虎)」および「悪」が挙げられる。(“Busuk (smelly)”, “bodoh (stupid)”, “harimau (tiger)”)

さらに、Gen-A のスラング「スキビディ」も制限対象に含まれており、文脈によって意味が異なるが、一般的には否定的である。(Gen-A slang word “skibidi”)

ネット情報
ネット情報

Gen-Aとは、ジェネレーション・アルファ(しばしばジェン・アルファと略される)の略で、「ゼット世代」以降に生まれた世代です。研究者や一般メディアは、2010年代初頭を出生年の始まりとし、2020年代中頃を終了年としています。ギリシャ文字の最初の文字であるアルファにちなんで名付けられたジェネレーション・アルファは、21世紀生まれであると同時に3000世紀(3rd millennium) に生まれた最初の世代という位置付けになります。

タイピングミスを避けたいご両親を支援する意図の制限もある。NRDは誤字に似た名前や発音が難しい名前も受け付けない。「チュインクス」、「イチュト」、「ウスユクス」などは通らない。これらはそれぞれ「サヤン」、「ヤン・タウ・ジェ・タウ(英語の“iykyk”に相当)」、および「ブス」を指すマレー語のスラングである。(“chuynx”, “ytjt”, or “usyux”. which are Malay slang for “sayang”, “yang tau je tau” (similar to “iykyk” in English), and “busuk” respectively.)

具体的には記されていないが、これにより「X Æ A-Xii(エロン・マスクのファン、すみません)」も除外されるだろう。

最後のルールは、名前の総文字数が80文字以内という制限。ただし、「スーパーキャリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・ヒポポトモンストロセスクイペダリオフォビア」などは、スペースを含めて71文字で収まるため、許される可能性がある。

(“Supercalifragilisticexpialidocious Hippopotomonstrosesquipedaliophobia”)

最後まで参照いただき、ありがとうございます。

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