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去る5月23日にこのブログで紹介したニア洞窟群が遂に世界遺産に登録されました。
日本では、佐渡が島の金山が登録対象になって盛り上がっていますが、馬国でも、長期に渡ってアピールを続けてきたサラワクの貴重な洞窟群が認知されたのです。
マレーシアの巨大洞窟群の場合、忘れてはならない事実は、グヌン・ムルにせよ、このニア洞窟群にせよ、まだ解明されていない洞窟が幾つも残っているという事実です。
これ以降、ニア洞窟群においても、世界の専門家やプロフェッショナルによる、さらなる調査が進むについて、新たな驚くべき世界遺産が発見される可能性を秘めています。
自然の神秘に関する分野では、マレーシアにはまだまだ誰も知らない新事実が数多く眠っています。
光芸術文化省(Motac)から朗報
Niah Caves earns Unesco World Heritage status, Malaysia celebrates fifth addition
Sunday, 28 Jul 2024 8:36 AM MYT malay mail
マレーシアのサラワク州にあるニア洞窟群が正式にユネスコ世界遺産に登録され、再び国際的認知を得た。(Malaysia has once again achieved global recognition with the Niah Caves complex in Sarawak being officially listed as a Unesco World Heritage Site.)
観光芸術文化省(Motac)の発表によれば、インドのニューデリーで7月21日から31日までの予定で開催されている第46回世界遺産委員会会合において、ニア洞窟群がユネスコ世界遺産に認定された。(46th World Heritage Committee Session)
発表によれば、この名誉ある認定はインドの代表が議長を務める21か国の世界遺産委員会のメンバーにより決定された。
ニア洞窟考古遺跡の推薦は2019年に始まり、2021年1月22日に暫定リストの文書がユネスコに提出され、2023年1月31日に正式な推薦文書がフランス・パリのユネスコ事務局に提出された
この認定により、既存のグヌン・ムル国立公園とキナバル公園(2000年)、マラッカとジョージタウンの歴史的都市(2008年)、レンゴン渓谷の考古遺産(2012年)に加え、ニア洞窟群がマレーシアの5つ目ののユネスコ世界遺産となった。
声明によると、ユネスコ世界遺産リストに登録されるためには、世界遺産としての最高レベルの国際的認知を前提とすることを、世界各国が強く求めている。
「この認定は、国際的な舞台で我が国が、世界遺産を促進・展示するだけでなく、マレーシア国の遺産の保護に対するコミットメントを示すものでもある。
「また、この賞賛は間接的にマレーシアの世界的な知名度を高め、観光客にとって好まれる目的地となる」
Motacはまた、推薦プロセスの円滑な進行を維持してきたサラワク連邦およびサラワク州のさまざまな政府機関からの支援と協力に感謝の意を表した。
これまでに、1972年の「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」の下で、世界中で合計1,199の遺産が世界遺産として認定されている。
マレーシアは現在、セランゴール州のFRIM森林公園、ロイヤル・ベラム州立公園、国立ハンセン病管理センターなど、いくつかの地域をユネスコ世界遺産として将来的に推薦するための作業を進めている。 — ベルナマ
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