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9月15日に馬国のオンライン報道で発表された世界の首脳の報酬額について解説します。
中国系指導者の報酬は世界で最も高いという事実があります。
シンガポールの首相と香港の行政長官が今年受け取る報酬は、いずれも1億円超えで、世界の有名スポーツ選手やアーチストに匹敵するものです。
中でも、シンガポールの首相の報酬(2億5千万円相当)は世界一です。
ご存知かもしれませんが、日本の岸田首相の報酬は額面で4千万円前後、東京都知事は、年棒で2千万円前後と聞いております。
少しだけ年の功がある筆者の情報として、日本の有力企業の社長のみなさまから見れば、シンガポールや香港を例外として、多くの国の首相クラスの給与は、けして高額には見えません。企業の社長で1億円もらっている人はたくさんおられます。
常務クラスなら、日本の東京都知事と同じです。ある意味、例外的に高給のシンガポールと香港を除けば、企業の社長(大手じゃないレベル)と各国の首相の報酬は同じぐらいかもしれませんね。
なお、真実であれば最も誠意ある首相はマレーシアのアンワル首相です。
アンワル首相は、2022年11月の就任以来、首相としての給与を受け取っていません。彼は、国の経済が完全に回復するまでは給与を辞退する意向を示しており、さらに自身が議長を務める国営企業の Kazana Nasional Berhad からの手当も返還しています。
日本の岸田文雄首相の年収は約4,030万円です。この金額には基本給や手当が含まれていますが、他の先進国の指導者と比較するとやや低い水準です。また、日本の首相は所得税や社会保険料を負担するため、手取り額はさらに少なくなります。
オンライン報道より
- Singapore PM tops the charts as highest-paid world leader at RM7.89mil
- By New Straits Times – September 15, 2024 @ 1:01pm
要約です。
シンガポールの首相、ローレンス・ウォンは、年間約169万米ドル(約2億5,260万円)の報酬を得ており、世界で最も高給取りの政治指導者である。金額は、他の世界の指導者たちを大きく引き離している。
フォーブス誌によれば、2位はスイスの大統領ビオラ・アムヘルトで、彼女の給与は年間約57万米ドル(約8,510万円)である。
アメリカのジョー・バイデン大統領は年間約40万米ドル(約5,980万円)の給与を受け取っている。オーストラリアのアンソニー・アルバニージ首相はそれをわずかに上回る年間約39万4,000米ドル(約5,890万円)を得ている。
ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相は年間約31万1,971米ドル(約4,670万円)、カナダのジャスティン・トルドー首相は約30万1,475米ドル(約4,510万円)を受け取っている。
オーストリアのカール・ネーハマー首相は年間約31万7,077米ドル(約4,750万円)を得ており、ドイツのオラフ・ショルツ首相の約29万3,797米ドル(約4,400万円)をわずかに上回る。
主権国家ではない地域の指導者も高額の報酬を受けている。香港の行政長官、ジョン・リー・カーチウは年間約70万米ドル(約1億470万円)を受け取っており、これは植民地時代から続く高給の歴史を反映している。
また、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、年間約35万8,000米ドル(約5,360万円)を得ており、他のEU関係者と同程度の報酬を受けている。
興味深いことに、各国の経済力に対する報酬の割合で見ると、ケニアのウィリアム・ルト大統領がトップであり、ケニアの一人当たりGDPの約2,000%に相当する給与を得ている。
対照的に、スリランカの大統領は世界で最も低い報酬の一つで、年間約3,900米ドル(約67万7,700円)、同国の一人当たりGDPの25%程度しか受け取っていない。
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