【MM2H体験】体験談(12)足裏マッサージ

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。「おすすめ」のまとめ記事はこちらです。

休みの日に、家族でKL市内に出かけると、ショッピングセンターの一角にある薄暗い個室に入っていって、寝台に横たわります。知り合いの盲目の馬国人が20分~30分かけて足裏のツボを押してくれます。終わったら手渡しで料金を払います。

タイミングが良ければ3人同時に施術を受けますが、そうでなければ、家内や長男が買い物をしている間に筆者が施術をうけるといったアレンジになります。

少し暗めですが、雰囲気はこんな感じです。D_Care_spa さんのサイトから転載。

足裏のツボは沢山あって、押されて痛い場所と痛くない場所に分かれます。夫々が体全体のここか一部と繋がっているそうです。

そして、「痛い」場所は何らかの問題があるのだといいます。疲れていても痛いのだそうです。

リラックスできるのは、馴染の施術士にお願いした場合です。事前に携帯で電話して施術部屋で待ち合わせるのですが、予約料も指名料金もなく、良心的でした。

お店によっては、お湯で足を洗ってくれるサービスもあります。こちらはマッサージというより「洗足サービス」と言った感じで、洗ったあとに指圧マッサージをします。(料金は若干高めだったかもしれません)

日本ではなかなか体験できない洗足サービス。

ただし、足裏マッサージを受けると、たちまち、健康になるというものではありません。

健康によいというよりは、リラックスすることで精神衛生に良い体験でした。

起源と文化

馬国足裏マッサージの起源は、中国伝統医学(Traditional Chinese Medicine)に由来します。中国伝統医学では、足裏には全身の臓器や器官に対応するツボがあり、ツボを刺激することで健康を促進できると考えています。

中国伝統医学が馬国に伝来したのは15世紀頃と言われています。その後、マレーシアの伝統医学である「ウルク」と融合し、独自の足裏マッサージが形成されました。

馬国の伝統文化として、広く親しまれていて、美容や健康のためにも利用されています。

写真素材(envato elements)

施術者が利用者と会話をしながら行うのが一般的です。施術者は、利用者の体調や気分に合わせて、マッサージの強弱やツボの刺激を調整します。結果として、リラックスやストレス解消の効果があります。

施術料

2023年9月現在の、足裏マッサージ(リフレクソロジー)の料金です。日本の施術料金と比較します。

日本首都圏のマッサージ店30分 3,000円~5,000円
日本高級ホテルやリゾート60分 10,000円~20,000円
馬国クアラルンプールのマッサージ店30分 RM20 (600円)~RM30(900円)
馬国観光地のマッサージ店30分 RM60(2,000円)~RM100(3,000円)

このように、日本ではマレーシアの約3~5倍の料金が相場です。

利用方法

馬国では、街のいたるところに足裏マッサージのお店があります。どこが「おすすめ」という評価は大変難しいです。

以下のポイントを押さえておきましょう。

* 英語が苦手な方は携帯の通訳アプリを準備すると良いです

* マッサージの強弱は、事前に伝えましょう。

* マッサージが終わったら、足を冷やさないようにしましょう。

* クリームを使うので帰宅してから洗い落とす必要がある場合があります。

こういったスペースで施術をしています。

盲目の施術士の思い出

筆者家族が馬国に住み始めた頃、ブキ・ピンタンのスンガイワン・プラザにある足裏マッサージをよく利用しました。

この場所では、施術士に盲目のマレー人(敬虔なイスラム教徒)が数人働いていて、とても腕のある人達でした。物静かで丁寧な語り口でしたが、施術をしながら、

「もっと水を飲むとよいです」とか、「トイレを我慢するのはやめたほうがいいです」といったアドバイスもくれました。

痛い場所にあたると、声に出さなくとも足がピクリと反応します。反応すると、痛がっていることが盲目の施術士に伝わります。すると彼らは、その痛い箇所が関連する体の部位を即座に教えてくれます。

それも、だらだら話すのでなく、一言で「これは目」とか「ここは頭」といった具合に淡々と説明してくれるので、解りやすかった。

盲目というと、怖い印象があるかもしれませんが、それは最初だけです。

経験不足の若い施術士だと、隣の施術士と世間話(私語)をしながら仕事をするような場合もあります。

それと比べれば盲目の施術士は神です。

イメージ写真(envato elements)

筆者家族は20年前に、ハッサンという名の盲目の施術士に、とてもお世話になりました。彼は忙しくても私たちの時間に合わせて店に来て足を押してくれましたし、

つまらない質問をしたり、個人的になことに深入りせず、おとなしく施術を繰り返してくれました。私たちも彼の生い立ちや個人的な話は何もしませんでした。

いつしか、筆者家族はハッサンという人物を尊敬するようになっていました。彼は、足裏マッサージが単に足の指圧サービスでなく、人間同士のコミュニケイションであることを私たちに教えてくれたのです。

相性の良い店や施術士がおすすめ

足裏マッサージは、自分にあった施術士をみつけて、長期間施術を受ける事で最大の効果を得られるはずです。これは筆者の自論です。

ですから、MM2H等でロング・ステイの方は、ぜひ自分に合った馴染のお店や施術士に出会うことをおすすめします。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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