【MM2H情報】東京港区のペナン・レストラン物語

MM2H

アイキャッチ画像はNSTの記事にあったお店の記念写真。日本のネットでは見れない写真。写っているのはロバート・マクリーン氏73歳

この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

東京都にマレーシア料理のお店があることは聞いておりましたが、馬国の大手新聞社の New Straits Times がオンライン記事にするようなお店があるとは知りませんでした。それに、このお店の店長も料理人も全員日本人ではないそうです。脱帽です。「継続は力」ですね。

ひょっとして、日本のネット民は知らないのではと思い、検索してみると、あるある、この店の情報はアップされてます。それも高評価でした。

パンデミック以来、あまり景気がよく無いようですから、時間ができたら一度食べに行こうと思っております。

しかし、どういう経緯でNST紙に掲載されたのか・・・謎です。他にも有名な店があるのに。

そしてNST紙は無常にも、店の場所を紹介していません。そこで、自営業経験者の筆者としては、我慢できなくなり、この記事をアップしてしまったわけです。下の案内図にURLを貼ってあります。

日本語の要約は、今ひとつなので、今回は原文も引用しました。

馬国の全国紙が紹介

This septuagenarian couple is serving up Malaysian flavours in the heart of Tokyo

By Robin Augustin – June 2, 2024 @ 10:15am

ホッケン語のおしゃべりが中断されて、日本の標準語の挨拶が交わされる。暗がりのレストランに新しい客が入ってくると、少し珍しい食を求めてやって来た客だ。

厨房から漂う香りに魅了されたかのように、典型的なサラリーマン風の客がカレーライスを注文する。

手間をかけて調達した材料を使い、カウンターの向こうに立つ73歳のテオ・ギン・ブーンがマレーシア風のカレーライスを手早く作り上げる。73-year-old Teo Ghin Boon

テオ夫婦はペナンレストランを経営しており、東京にあるいくつかのマレーシア料理店の一つである。年齢にもかかわらず、従業員はおらず、全て自分たちでこなしている。彼らは2012年にオフィス街に囲まれたこの場所に店を開いた。ビジネスは良好だったが、コロナウイルスの影響で状況が一変した。

もう一人の料理人は、やはり73歳のロバート・マクリーン。Robert McLean

元トラック運転手の彼は40歳の時にペナンを離れ、ホテルで20年以上働いていた。彼とテオがこのレストランを開いたのは、「年を取りすぎて働き口が見つからなかった」からだ。「60歳を超えたら誰も雇いたがらない」と彼は言い、冗談交じりに自分を「ブルンカカトゥア、ギギティンガルドゥア」(残り二本の歯を持つオウム)と表現した。

「ビジネスは厳しい…コロナ以降、皆が苦しんでいる」と彼は語り、最近は客足も減っていると付け加えた。マレーシアのレストラン経営者が直面するのと似たような課題があるという。

材料の価格が上がっていると言う。ほとんどの顧客が800円のプレートに慣れているため、価格を上げることはできない。しかし、幸いなことにマレーシアやインドネシアからの常連客もおり、ロバートは、マレー語の練習をしている。

息子がいる夫婦にはまだマレーシアに家族がおり、余裕があれば4~5年ごとに帰省するようにしている。「いつもマレーシアが恋しい。人々が恋しい」とマクリーンは打ち明ける。

それでも、厳しい時期にもかかわらず、彼は生活は良いと言い、減速する予定はないと語る。「日々を一歩ずつ進んでいく。働ける限り、働き続けるつもりだ」とマクリーンは物思いにふけりながら締めくくる。

THE Hokkien chatter pauses to make way for the standard Japanese greeting as another customer enters the dimly lit restaurant in search of something a bit uncommon in Minato City. As if enchanted by the aroma wafting from the kitchen, the customer, dressed like a typical salaryman, orders a curry rice.

With ingredients sourced with much hassle, the chef behind the counter, 73-year-old Teo Ghin Boon, whips up a bowl of curry rice a la Malaysia. But it’s not just ingredients that are hard to come by. “Hidup susah (life is hard),” confides Teo’s husband, Robert McLean, also 73, as his wife moves on to preparing a plate of chicken rice.

The couple run Penang Restaurant, one of several Malaysian eateries in Tokyo. Despite their age, they don’t have any employees and do everything themselves. They opened the place in 2012 in an area surrounded by offices. Business was good until Covid-19 hit.

“Business is tough… after Covid-19, everyone is struggling,” he shares, adding that there are fewer customers these days. There are also other challenges, not dissimilar to those faced by restaurateurs in Malaysia.

NO SLOWING DOWN

McLean shares that the price of ingredients has gone up, and increasing prices isn’t an option with most of their customers being salarymen used to their 800 yen-a-plate meals. Fortunately, they still have regular customers from Malaysia and Indonesia, and this is how McLean practises his Malay.

The former lorry driver left Penang when he was 40 to work in a hotel here and did so for over 20 years. He and Teo decided to open the restaurant as they were “too old” to find work. “No one wants to hire someone over 60,” he says, playfully describing himself as a “Burung Kakak Tua, Gigi Tinggal Dua”.

The couple, who have a son, still have family in Malaysia and try to return once every four to five years, if they can afford it. “I miss Malaysia all the time. I miss the people,” confides McLean.

Still, as tough as times are, he says life is good and that they have no plans to slow down. “We’ll take it day by day. As long as we can work, we will,” concludes McLean wistfully.

New Straits Times By Robin Augustin – June 2, 2024 @ 10:15am

最後まで参照いただき、ありがとうございます。

この記事は、本編【MM2H体験】の関連記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。

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