【MM2H情報】クアラルンプルに新たな女性市長 

MM2H

この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。アイキャッチ 画像はクアラルンプール連邦特別区の近景。 envato elements の image 画像です。(all rights reserved) 

特にクアラルンプール在住の皆様に、驚くべき経歴の持ち主でおられるマイムナー・モハメッド・シャリフ新市長をご紹介するものです。

maiay mail のオンライン記事をそのまま参照いただければわかりますが、ここまで洗練された深い経歴を持った女性公務員リーダーを筆者は知りません。

マイムナー市長は、1961年、ヌグリ・センビラン州出身。英国の工科大学を卒業すると国際派公務員として大活躍してきました。以前はペナンのジョージタウンの市長(実質ペナン全土の最高執行役)も努めています。(英語版 Wikipedia の情報・写真も)

筆 者
筆 者

こういった博識で経験豊かな国際派の指導者が MM2H の担当責任者になることを希望します。無論、KL特別区の運営はもっと大事ですが。

政府発表:新市長は国際派指導者

固有名詞が多く掲載されているので、日本文のパラグラフ毎に、原文をセンテンスで表示しておきます。

Maimunah Mohd Sharif is KL’s first female mayor effective tomorrow

Wednesday, 14 Aug 2024 5:20 PM MYT malay mail

8月14日 — ダトゥク・スリ・マイムナー・モハメッド・シャリフ氏が、8月15日付けでクアラルンプールの新しいダトゥク・バンダール(市長)に任命され、免職となったダトゥク・カマルルザマン・マット・サレー氏の後任となります。(Datuk Seri Maimunah Mohd Sharif has been appointed as the new Datuk Bandar of Kuala Lumpur)

この任命は、マレーシア国王スルタン・イブラヒム陛下によって承認され、1960年連邦首都法第4条第2項に基づいて行われました。

首相府(連邦特別区担当)大臣のザリハ・ムスタファ博士は、マイムナー氏が、都市計画、都市再生、コミュニティ主導の開発において39年の経験を持ち、UN-Habitat(国連人間居住計画)の地位を持続可能な都市計画のリーダーとして復活させた人物であるとしています。(Minister in the Prime Minister’s Department (Federal Territories) Dr Zaliha Mustafa)

大臣は、63歳のマイムナー氏が、かつて国連事務総長の「未来の都市に関するタスクフォース」の共同議長や、ローカル2030コアリションの共同議長を務め、現在は国際地方環境イニシアチブ(ICLEI)の顧問に任命されたと語りました。

「この任命により、彼女はクアラルンプール市を率いて、誠実さを発揮し、持続可能な発展、卓越した成果、そしてクアラルンプール連邦特別区の先進的で豊かな発展を確保するために、(豊富な)経験を生かした貢献を続けることができると信じています」(ザリハ大臣)

「マイムナー氏はまた、マレーシア都市計画士(マレーシア住宅・地方政府省)、英国王立都市計画士協会の名誉会員、国際連合地方自治体連合(UCLG)の名誉フェロー、そしてイギリスのチャールズ3世国王(国王基金)の大使として、英連邦諸国における持続可能な都市計画に貢献してきました。」(Malaysian City Planner by the Ministry of Housing and Local Government; honorary member of the Royal Town Planner’s Institute, United Kingdom; honorary fellow, United Cities of Local Government (UCLG) and ambassador of His Majesty King Charles III (King’s Foundation) in sustainable urbanism in Commonwealth countries)

マイムナー氏は、ケニアのナイロビに拠点を置く国連人間居住計画(UN-Habitat)の事務局長として6年間勤務し、このポジションを務めた初のアジア人女性でした。(the executive director of the United Nations Human Settlement Programme (UN-Habitat) based in Nairobi, Kenya)

それ以前は、ペナン市議会の市長、セベラン・プライ地方議会の会長を務め、マレーシア地方自治体協会(MALA)の会長も務めました。

彼女は、イギリスのウェールズ科学技術大学で都市計画学の学士号を取得した後、マレーシア科学大学で都市計画学の修士号を取得しました。(graduated with a Bachelor of Science (Urban Planning) from the University of Wales Institute of Science and Technology, United Kingdom before continuing her studies in Master of Science (Urban Planning) at Universiti Sains Malaysia)

ザリハ大臣曰く、前任者であるカマルルザマン氏のクアラルンプール市長としての任期中の貢献とリーダーシップに感謝の意を表しました。—ベルナマ

最後まで参照いただき、ありがとうございました。

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